アニュー店のなかには、従来月1回だったナチュラルグループ本社(NG本社)への送金が月2回に増えたところがある。なかには3回というところもあると聞くが、ともかく本社からの催促が矢のように飛んでくるらしい。
NG本社の資金がひっ迫している様子がうかがわれる。一方のアニュー店も黒字店舗は全体の2、3割程しかないといわれている。比較的高齢者が多いアニュー店の平均的な売上は知れたもので、一握りの店舗を除けばたまに100万円を上回ることがあるくらい。
前述のM氏の話では、ヴィンテージ酵素を店頭で販売したことはないという。しかし先月、NET-IBニュースに相談の電話をかけてきたアニュー会員の家族の方は、アニュー店で勧められたと話していた。各地域、各店舗によってまちまちな状況が浮かび上がってくる。会場販売のほかにも、訪問販売などで金持ちの高齢者を対象に営業をかけていたともいう。4年前までは、チタンのネックレスやゲルマニウムなどの健康器具を血流測定器を用いて売っていた販売店が多かったらしい。広島や四国の一部地域では、今でも血流測定器を用いた販売が行なわれているともいうが、確かなことはわからない。
さらにある地域では、大口の顧客を狙ってヴィンテージ酵素を勧めているという話である。
【田代 宏】