たばこ

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たばこ税の増税や喫煙スペースの縮小などで、喫煙者数は年々減少。禁煙治療にも注目が集まっている。[関連情報]

ヘッドライン

Photo
東京・日本橋の中央内科クリニック。現在、禁煙外来では禁煙補助薬が処方できないため、新規患者の受け付けを見合わせている (撮影・中村智隆)(写真:産経新聞)

たばこ値上げで禁煙挑戦者急増

 10月からたばこのほとんどの銘柄で1箱110円以上の値上げが実施され、禁煙挑戦者が急増している。禁煙外来に喫煙者が殺到して医療用の禁煙補助薬が不足する事態が起きているほか、薬局・薬店では禁煙補助商品が売れ行きを大きく伸ばしている。半面、日本たばこ産業(JT)はたばこ販売の急激な落ち込みに危機感を募らせている。(産経新聞)
[記事全文]

禁煙補助薬の新規患者への処方延期を依頼−ファイザー - 医療介護CBニュース(10月13日)
すぐ禁煙.jp - 品薄のお知らせも。ファイザー

◇体験談
チャンピックスで禁煙日記
・ 「チャンピックス、禁煙」のブログ検索結果 - Yahoo!ブログ検索

◇記事に登場する商品
ニコチネル ご使用のみなさま向けトップ - ノバルティスファーマ
パイポとは - マルマンバイオ

・ [意識調査・結果]たばこ値上げ「1箱500円までなら買う」が26% - クリックリサーチ

◇関連トピックス
たばこ税の増税 - Yahoo!トピックス

※ここより下は、メディア関係者と読者が作るガイドコンテンツです。   表示方法: 標準全部

たばこ規制

世界

フランス、イタリア、スペインなどを始め、公共スペースを完全禁煙化する国は年々増加している。
たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約の主な内容
職場等の公共の場所たばこの煙について保護を定める効果的な措置をとる。
たばこの包装及びラベルについて消費者に誤解を与えるおそれのある形容的表示等を用いることによってたばこ製品の販売を促進しないことを確保し、主要な表示面の30%以上を健康警告表示に充てる。
たばこの広告販売促進及び後援(スポンサーシップ)を禁止しまたは制限する。
たばこ製品の不法な取引をなくするため包装に最終仕向地を示す効果的な表示を行うことを要求する。
未成年者に対するたばこの販売禁止するための効果的な措置をとる。
「たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約」の発効について - 外務省
また、ヨーロッパの先進国は、健康上の理由からあえて高い税率を設定し、たばこ離れを促進しようとしている。(EconomicNews)

政府

自治体

2010年4月1日、全国で初めて民間も含め屋内施設での喫煙を規制する神奈川県の受動喫煙防止条例が施行された。

民間

海水浴場
禁煙、分煙化の動きが広がっている。

日本たばこ産業(JT)の見解

JTはたばこに関するJTの基本認識として、「私たちは、成人の方には喫煙のリスクに関する情報をもとに、喫煙の是非を自ら判断し、個人の嗜好として愉しむ自由があると考えます」と主張。同時に「たばこを吸われる方は常にマナーを守り、たばこを吸われない方に十分配慮することを心がけるべきです」としている。また、たばこは耕作者から販売店にいたる幅広い産業の担い手により支えられている製品であり、「世界中の多くの人々の生計の糧となっています」とも指摘。「たばこを吸われる方々が負担しているたばこ税は世界各国の財源に大きく貢献しているということも忘れてはならない事実です」と強調している。

日本の喫煙率の推移

男 性女 性
198961.1%12.7%
199459%14.8%
199954%14.5%
200446.9%13.2%
200839.5%12.9%
200938.9%11.9%
201036.6%12.1%
日本たばこ産業株式会社による調査より
近年、日本人の喫煙率は低下傾向にあるとはいえ、世界主要国の中でも高く、まだまだ禁煙後進国といえる。(WorldCareer)

国際比較

たばこ販売数

たばこの販売数量
たばこの販売数量

たばこの害

喫煙はニコチン依存症によるもの

たばこに含まれるニコチンは、きわめて依存性の高い物質。脳内での快感や達成感を感じるホルモンを放出させるため、血液中のニコチン濃度が下がると欲してしまう。これは、気持ちや精神的な問題というよりもきわめて生理的、薬理的な減少である。All About 「タバコの有害性・招く病気」(2009年4月15日)

たばこのリスク

喫煙による疾患

たばこによる死亡率の上昇

たばこの害で世界で500万人以上が死亡
たばこの害で世界で500万人以上が死亡
WHO(世界保健機構)は2008年の報告書で、「たばこにより本年500万人以上の人が亡くなった。これは結核とHIV・エイズとマラリアによる死亡者数を合計した以上の規模である」と警鐘を鳴らしている。報告書では、HIV・エイズと下痢症に関しては、喫煙の有無は関係ないが、その他の心臓病、肺疾患、癌などの重大死因については、喫煙が死亡リスクを増大させている状況を図示している(右図参照)。

受動喫煙による健康被害

受動喫煙

喫煙しない人が、自らの意志に関わりなく、周囲の人が吸ったタバコの煙(環境タバコ煙)を吸い込んでしまうこと。受動喫煙によって吸うタバコの煙は、タバコから直接出る副流煙であり、喫煙者がフィルターを通して吸う主流煙よりも発がん性物質などの有害物質を多く含んでいるとされている。(マネー辞典 m-Words「環境中タバコ煙」は、喫煙者が吸入した煙(主流煙)の吐出煙と、たばこの先端から出る煙(副流煙)で構成される。副流煙は実際にタバコを吸うのと同等、またはそれ以上に体に悪いとされている。受動喫煙による主な症状として、短期的には咽喉(のど)のいがらっぽさ、鼻の粘膜の炎症、目の痛み、頭痛が挙げられる。慢性影響として、肺がんや循環器疾患等のリスクの上昇を示す疫学的研究があり」とされ、さらにIARC(英文・国際がん研究機関)は、証拠の強さによる発がん性分類において、たばこをグループ1(グループ1〜4のうち、グループ1は最も強い)と分類している。また、受動喫煙により非喫煙妊婦であっても低出生体重児の出産の発生率が上昇するという研究報告もある。(日本呼吸器学会、JT)

受動喫煙防止対策

「受動喫煙防止対策について」 - 厚生労働省

受動喫煙から身を守るには

ビタミンCの摂取と血中の有害物質減少に関連があることがアメリカの調査で報告されている。All Aboutガイド記事「ビタミン摂取で受動喫煙から身を守ろう」(2007年9月3日)では、ビタミンCを多く含む食品と含有量を紹介している。

受動喫煙防止のための法的枠組み

健康増進法、労働安全衛生法、建築物衛生管理法などがある。

たばこの価格・税制・税の国際比較

禁煙

禁煙ではなく「卒煙」

禁煙時のたばこが吸えない苦しさ抜け出すためには、ちょっとした発想の転換が効果的。その一つが、「禁煙」ではなく「卒煙」だと考えること。たばこを禁止するのではなく、たばこから卒業して新しい生活が始まると考えてみる。All About「タバコ・禁煙」ガイド記事「禁煙外来、禁煙補助薬に頼る前に…楽しい「卒煙」法」(2010年10月19日)

自分でできる禁煙への取り組み

たばこを吸いたいという気持ちがわき起こったとき、とっさに行動を差し替えるパターンを用意するということが大切。飴やガム、酢昆布のほか、パイプ型の禁煙グッズを口にしてみるとよい。All About 「自分でできる禁煙法」(2009年4月15日)

禁断症状

タバコは精神的依存だけでなく、ニコチンという薬物への肉体的依存もあり、やめづらい。特に薬物依存の場合は、ニコチンの血中濃度が下がると特有の禁断症状が見られる。All About「タバコ・禁煙」ガイド記事「禁煙できない!タバコの禁断症状と医師が勧める克服法」(2010年7月28日)

病院での禁煙治療

2006年4月から一定の条件を満たせば、禁煙治療(カウンセリングや薬物療法)に健康保険が適応されるようになった。禁煙治療を受けるにはブリンクマン指数(=1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上の者であるなど、4つの条件を満たすことが必要である。All About「禁煙外来・カウンセリング」(2009年4月15日)

薬局での禁煙治療

禁煙外来が気になりながらも、病院に行くのはまだ抵抗があるという人には、薬局での治療がお薦め。禁煙の相談相手となるプロは、医師だけではない。薬局で手に入る禁煙グッズとしては、ガム、そして最近ではパッチ(貼り薬)がある。以前はパッチの使用には医師による診察と処方箋が必要だったが、最近では薬局でも「ニコチンガム」だけでなくパッチがOTC薬として販売され始めている。All About「タバコ・禁煙」ガイド記事「禁煙外来に行く前に……禁煙のための薬局活用術」(2010年4月2日)
禁煙特集

電子タバコ

厚生労働省は2010年8月18日、国民生活センターの発表「安全性は根拠が不十分」「禁煙・減煙効果ははっきりしない」「ニコチンが含まれる電子タバコも販売されているので注意を要する」を受け、消費者に注意を呼び掛けると共に都道府県に対して薬事法に基づき、販売者などへの監視指導を徹底するよう依頼した。

無煙タバコ

日本たばこ産業は、火を使わず、煙も出ない無煙たばこ「ゼロスタイル・ミント」を開発し、2010年5月17日に都内で限定発売。

ノーリスクではない

火をつけない分、タールも発生せず、体へのダメージが少ないような紹介がされることもある。しかし、一般のタバコ同様、健康へのリスクを無視することはできない。火をつけないことが有害な物質の発生を劇的に抑えるという客観的な根拠は示されていない。

喫煙愛好家の主張

たばこと健康に関するコラム

調査リポート

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