政界一の堅物として、いまや知らぬ者のない岡田克也・民主党幹事長が、またもや周囲を苦笑・・・や呆れさせてしまった。
「9月30日に、岡田氏の主催で番記者たちとの懇談会があったんです。その会費は割り勘で、そこまではまだいいのですが、案内状の文面がいかにも岡田氏らしく、みんな苦笑しました」(全国紙政治部記者)
岡田氏は身内はもとより、外部の識者らを招いての懇談会でも割り勘にしようとするため、「政界の割り勘王」と一部で呼ばれており、この日の記者懇でも、頑なにその姿勢を貫いた。
ただ、当日の会費は「2000円」。そんな少額では、ビール一杯とお菓子くらいしかつまめないよ・・・と誰もがしみったれた気分になったが、岡田氏はさらに念入りだった。案内状には「懇談会では、お飲み物と軽食をご用意しております」というくだりの後、「ご夕食はお済ませの上、ご出席いただきますようお願いいたします」と書いてあった。
会の開始時刻は午後8時15分。やけに中途半端な時間帯だったのは、要するに、そういうこと。参加した記者らは、仕方なく岡田氏の要請通り、事前に夕食を摂ってから会に出席した者が多かったという。
「ところが、行ってみると会場のテーブルの上には料理がいっぱい並んでいて、みんな『エッ!?』となりました。案内状を出した後で、『やっぱりマズイ』と思い直して料理を用意したのかもしれませんが、皆すでに腹いっぱいの状態でしたから、ほとんど箸をつけられませんでした。なんてもったいない」(別の記者)
この日、岡田氏が最終的に妥協した理由は謎。ただ、その杓子定規ぶりには、党内からも不満の声が上がっている。
「岡田幹事長に、選挙応援のため大臣を現場に派遣してくれとお願いしても、『利益誘導に繋がりかねない農水相や国交相はダメだ。何もない蓮舫大臣なら、まあいい』なんて言われて辟易する」(民主党中堅議員)
この融通の利かなさと不器用さで、よく外務大臣が務まったなあ。だから中国ともこじれたのでは・・・。
番記者たちはやるせない思いを抱えつつ、その日の夜は更けていった。
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