ベイスターズ買収交渉打ち切りへ
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ベイスターズ買収交渉打ち切りへ

10月27日 12時5分 twitterでつぶやく

プロ野球「横浜ベイスターズ」の買収に向け、球団を保有する民間放送の「TBSグループ」と交渉を行ってきた住宅設備最大手の「住生活グループ」は、買収の条件などをめぐって調整がつかなかったことから、交渉を打ち切りました。

「住生活グループ」は、プロ野球の球団を保有することで会社やブランドの知名度の向上を図りたいとして「横浜ベイスターズ」の買収に乗り出し、球団を保有する「TBSグループ」と詰めの交渉を行ってきました。プロ野球では、球団を譲渡する場合、原則として参入するシーズンの前の年の11月30日までに「オーナー会議」などの承認が必要となっています。双方は今月中の合意を目指してきましたが、関係者によりますと、詳細な買収条件をめぐって折り合わなかったということです。このため、住生活グループは、来年のシーズンから円滑に参入することが難しくなったと判断して交渉を打ち切りました。双方は、27日午後、こうした経緯について発表することにしています。これについて、TBSグループは「住生活グループと交渉を打ち切ることになったのは事実です。詳細は、午後、会見して説明したい」とコメントしています。