最新鋭機「クロノスII」が、品川区立五反田文化センターに初登場 |
2010/10/05 |
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株式会社五藤光学研究所(取締役社長:五藤信驕A東京都府中市)は、品川区立五反田文化センター(東京都品川区)に、
新たなハイブリッド・プラネタリウムを設置した。同プラネタリウムは、
最新式の光学式プラネタリウム「クロノスII」と全天周デジタル映像システム「バーチャリウムII」により構成される、
世界初の「クロノスII・ハイブリッド」である。同施設は10月1日(金)より一般公開されている。
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株式会社五藤光学研究所(取締役社長:五藤信驕A東京都府中市)は、天文機器に関する総合メーカーである。
1926年の創業時は小型天体望遠鏡を製造。1959年には光学式プラネタリウムの開発に成功し、日本及び世界各地に同設備を納入している。
2004年からは光学式プラネタリウムと全天周デジタル映像システムを融合させた「GOTOハイブリッド・プラネタリウムシステム」を開発し、
国内外に数多くの納入実績がある。
品川区立五反田文化センター(東京都品川区)は、1966年(昭和41年)に開設。五藤光学製のピンホール「E-5型」が設置され、
区立で唯一のプラネタリウムとして区民に親しまれてきた。
1982年(昭和57年)には、五反田文化センター、教育センター、五反田図書館からなる教育総合会館となり、
「E-5型」からレンズ式「GEII-T」に更新されている。今回、設置されたハイブリッド・プラネタリウムは、
品川区立五反田文化センターにおける3代目のプラネタリウムである。
光学式プラネタリウム「クロノスII」は、国内外に17台の納入実績をもつ「クロノス」の後継機種。
最先端の原板加工技術と高輝度LEDの採用により、従来よりも明るくシャープな星を実現した。
恒星数は標準で6.5等星までの約9500個、天の川は恒星と別投映で、淡い天の川を投映する新型の透過フィルム式で、自然な天の川を実現している。
企画営業部長の明井英太郎は以下のように述べている。
「投映される恒星の数ばかりがプラネタリウムの性能のように思われがちですが、最も重要なことは投映される星空の美しさです。
ここ品川区立五反田文化センターのクロノスIIが投映する星空と天の川は、五藤光学研究所が長年培ってきた技術により実現した “美しく自然な星空” なのです。」
同センターのハイブリッド・プラネタリウムを構成する全天周デジタル映像システム「バーチャリウムII」は、
2台のHDプロジェクターと五藤光学製専用レンズにより、全天に継ぎ目無く投映される。
光学式の星空を補完し、星座絵や星座線、各種画像を投映することは勿論、最新の天文学が明らかにした宇宙の果てまでの各種データが装填されている。
品川区立五反田文化センターのプラネタリウムは直径12m水平型、86席。
室内には親子で星空を楽しむことが出来るファミリーシートが8ペア16席設けられ、車椅子用スペースも設けられている。またLEDによる室内照明装置、
音響システムなどが設置されている。
投映は、一般向け、学習向けのプログラムが用意されている。内容は解説員による生解説を基本としつつ、映像番組も用意されている。
一般向け番組では、映像番組「Time and Space 〜 品川からめぐる宇宙の旅 〜」も投映される。
子供から大人まで楽しめる内容で、品川区立五反田文化センターのオリジナル番組として、土曜、日曜、祝日に星空解説と組み合わせて一般公開される。
同センターへは、JR山手線「五反田駅」下車、徒歩15分。東急目黒線「不動前駅」下車、徒歩7分。東急池上線「大崎広小路」下車、徒歩10分。
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<解説>
■ 株式会社五藤光学研究所(GOTO INC)
プラネタリウム、大型映像システム、天体望遠鏡製造のトップメーカー。
特にプラネタリウムでは国内シェアの約7割を占めている。
全天周フィルム映像(アストロビジョン)や3Dデジタル映像装置(バーチャリウム)を他社に先駆けて開発、
発表する他、機器設備の能力を活かした映像コンテンツ制作も行う
「ドーム空間のトータルクリエーター」である。
〒183-8530 東京都府中市矢崎町四丁目16番地
オフィシャルHP
http://www.goto.co.jp/
■ 品川区立五反田文化センター
五反田図書館、教育センター、第一日野すこやか園(幼保一体施設)と別棟の第一日野小学校から成る複合施設。
文化センター内には、250人収容の音楽ホールやスタジオをはじめ、会議室、和室などを備えている。
〒141-0031 東京都品川区西五反田6-5-1
■ ハイブリッド・プラネタリウム(HYBRID PLANETARIUM)
株式会社五藤光学研究所が開発、提唱する新しいプラネタリウムシステム。光学式プラネタリウムと、
様々な迫力ある映像を投映する全天周デジタル映像システムを組み合わせ、各々が常に同じ座標空間を投映できる仕組みを有するものである。
同システムは、鹿児島市立科学館、千葉市科学館、仙台市天文台、さいたま市青少年宇宙科学館、はまぎんこども宇宙科学館、
ナッシュビル・アドベンチャーセンター(米国テネシー州)、 藤沢市湘南台文化センターこども館、中国科学技術館(中国北京)、
愛媛県総合科学博物館、さぬきこどもの国、
世田谷区立教育センターなどに納入されているが「クロノスII・ハイブリッド」は品川区立五反田文化センターが初めての納入施設となる。
※ハイブリッド・プラネタリウム(HYBRID PLANETARIUM)、バーチャリウム(VIRTUARIUM)、クロノス(CHRONOS)は株式会社五藤光学研究所の登録商標です。
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■ 本件に関するお問い合わせ
株式会社五藤光学研究所
クリエイティブカンパニー 企画営業
TEL 042-362-5366 |