世田谷区立教育センターに
「世界最高の星空」を備えたNEWハイブリッド・プラネタリウムが誕生!! |
2010/04/19 |
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株式会社五藤光学研究所(取締役社長:五藤 信驕A東京都府中市)は、
この程、世田谷区立教育センター(東京都世田谷区)に、
新たなハイブリッド・プラネタリウムシステムを設置した。
同システムは、
光学式投映機「CHIRON(ケイロン)」と全天周デジタル映像システム「バーチャリウムII」により構成され、
世田谷区では新しい恒星原板により、
総恒星数1億4千万個を誇る「世界最高の星空」が投映出来る。
世田谷区立教育センターのハイブリッド・プラネタリウムは5月8日(土)より一般公開される。
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世田谷区立教育センターのホームページ |
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株式会社五藤光学研究所(取締役社長:五藤 信驕A東京都府中市)は、
天文機器に関する総合メーカーである。
1926年の創業時は小型天体望遠鏡を製造。1959年には光学式プラネタリウムの開発に成功し、
日本及び世界各地に同設備を納入している。
2004年からは光学式プラネタリウムと全天周デジタル映像システムを融合させた
「GOTOハイブリッド・プラネタリウムシステム」を開発し、
国内外に数多くの納入実績がある。
世田谷区立教育センター(東京都世田谷区)は、
1988年に開館した世田谷区立の生涯学習施設である。
児童・生徒の学校外での学習・体験施設として、
また、教員の研究や研修を実践する場としていろいろな事業を行っている。
2008年、
世田谷区は老朽化したプラネタリウムの更新を図ると共にバリアフリーを念頭に施設内部の改修を計画し、
提案(プロポーザル)により五藤光学が採用され、納入した。
光学式投映機「CHIRON(ケイロン)」は、これまでに国内外に6台が納入されている。
7号機である世田谷区向けCHIRONは恒星原板が新しくなり、
最微等級18.0等星、約1億4千万個の恒星を投映することができる。
天の川も全て恒星で構成され、星雲星団 337個、暗黒星雲 2,140個が含まれている。
R&D主幹の笠原誠は以下のように述べています。
「当社は、星空にこだわってきました。美しく、自然な星空を再現するためには、
正確な恒星データの作成、原板の加工精度、投影レンズの最適化など、
様々な要素を加味して開発・製造することが求められます。
この新しいCHIRONは、投映できる恒星数が世界最多であるだけでなく、
五藤光学が長年培ってきた技術を元に
“ どのプラネタリウムよりも美しく自然な星空 ”を投映することができます。」
世田谷区のハイブリッド・プラネタリウムを構成する「バーチャリウムII」は、
2台の4Kプロジェクター(JVC DLA-SH4K)と、五藤光学製専用レンズにより、
全天に継ぎ目無く投映されている。
システムには最新のソフトウェア及び画像が搭載され、
最新の天文学が明らかにした宇宙の果てまでの各種データや、
世田谷区内の小中学校及び区内各地の風景が装填されている。
これらは、同センターの職員により、今後、学習投映や一般投映で活用される予定である。
同センターは直径16m水平型、140席。改修にあたっては室内のバリアフリー化を図り、
通路や車椅子スペースを設置。聴覚障がい者用補聴システムも導入した。
座席幅や間隔も拡大し、以前よりもゆったりと観覧できる他、LEDによる室内照明装置を設けた。
世田谷区立教育センターは、東急世田谷線上町駅、又は東急田園都市線桜新町駅下車。
徒歩10分。開館時間は9:00〜17:00。休館日は日曜日、祝日、年末年始、その他である。
料金及び投映時間の詳細などは、同施設のHPをご参照ください。
世田谷区立教育センター
http://www.city.setagaya.tokyo.jp/030/d00004211.html
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<解説>
■ 株式会社五藤光学研究所(GOTO INC)
プラネタリウム、大型映像システム、天体望遠鏡製造のトップメーカー。
特にプラネタリウムでは国内シェアの約7割を占めている。
全天周フィルム映像(アストロビジョン)や3Dデジタル映像装置(バーチャリウム)を他社に先駆けて開発、
発表する他、機器設備の能力を活かした映像コンテンツ制作も行う
「ドーム空間のトータルクリエーター」である。
〒183-8530 東京都府中市矢崎町四丁目16番地
オフィシャルHP
http://www.goto.co.jp/
■ 世田谷区立教育センター
1988年開館。児童・生徒の学校外での学習・体験施設として、また、
教員の研究や研修を実践する場としていろいろな事業を行っており、施設内にはプラネタリウム、
視聴覚ライブラリー、郷土学習室、教科書センターを備え、中央図書館が併設されている。
〒154-0016 東京都世田谷区弦巻3-16-8
オフィシャルHP
http://www.city.setagaya.tokyo.jp/030/d00004211.html
■ ハイブリッド・プラネタリウム(HYBRID PLANETARIUM)
株式会社五藤光学研究所が開発、提唱する新しいプラネタリウムシステム。
光学式プラネタリウムと、様々な迫力ある映像を投映する全天周デジタル映像システムを組み合わせ、
各々が常に同じ座標空間を投映できる仕組みを有するものである。
同システムを構成する光学式投映機「CHIRON(ケイロン)」は、
仙台市天文台、千葉市科学館、さいたま市青少年宇宙科学館、鹿児島市立科学館、
ナッシュビル・アドベンチャーセンター(米国テネシー州)、
藤沢市湘南台文化センターこども館に納入されているが、
1億4千万個の恒星を投映できるのは世田谷区が初めてとなる。
※ハイブリッド・プラネタリウム(HYBRID PLANETARIUM)、
バーチャリウム(VIRTUARIUM)は株式会社五藤光学研究所の登録商標です。
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>> ニュースリリース(PDFファイル)
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■ 本件に関するお問い合わせ
株式会社五藤光学研究所
クリエイティブカンパニー 企画営業
TEL 042-362-5366 |