i-phoneを使う要約筆記支援研究会に参加して・・・・・
10月23日ソフトバンクグループの会議室で、聴覚障がい児に関するi-phoneを使い、授業する支援の研究会に私は出た。
リーダーのKさんが、他の障がいの理解が発達障がいの支援には大事と言う類稀なセンスの持ち主で元国語教師で教育に関心があるから、この企画が行われた。
講師は2人講演していた。障がい学生用の大学の教授のi-phone支援の講演。
ここではi-phoneをソフトバンクより2台貸して講演を聴いた。i-phoneは指先ひとつでさまざまなアプリが楽しめる。アップル社とCEOのジョブスは、人類に見事な優れものを発明したと思った。
アメリカは情報携帯端末で時代をリードするソフトウェア・ハードを作って世界に発信した。
日本は日本発のソフトウェア・ハードを発明する能力がないから、アメリカの情報植民地に甘んじるしかないな・・・・・。台湾や、中国のようにそれらを逆手に取り、アメリカと渡り合うしたたかさは日本にはないと思った。
本題に戻そう。講演の後、休憩、講師の教授に名刺を渡そうとしたが、他の人が話していたので私は遠慮した。
休憩あけたが進行役の人が話していたので、このときをチャンスに講師の2人に名刺を渡した。
進行役の人に「笑い話で住む当事者もいます」と言われた。この進行役の人は当事者でADHDだが、支援者目線になっていると思った。
講師はもう一人いて、NPOの活動している女性がNPOの活動報告をしていた。
その後、千葉大の教授がハイテンションになり、自分のチルドレンを自分が仕切るNPO内ベンチャーにしたいとか、ソフトバンクさんがお金を出せばいいと本音を言ったり、盛り上がった。
肝心の当事者不在の論議。支援者のみが盛り上がる論議になった。
当事者の中には聴覚障がいすら理解できない人がいるのに、それすら気づかず、時代のメディアi-phoneを使う支援に支援者側はハイテンションだった。
お台場のビルは熱かった。懇親会という名の飲み会で千葉大とF先生、進行役、大学教授、ソフトバンクの間で大枠、細かいところまでつめるんだと察した私は予定の16時50分を17時10分までオーバーした研究会会場を後にした。
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