ここから本文です
最終更新:2010年10月27日(水) 6時31分

沖縄戦・靖国合祀訴訟、遺族の訴え棄却

動画を他のプレイヤーで見る


 沖縄戦の遺族が、靖国神社への合祀取り消しなどを求めている裁判で、那覇地方裁判所は遺族の訴えを退ける判決を下しました。

 この裁判は、親族が靖国神社に合祀されていることに精神的な苦痛を受けたとして、沖縄戦の遺族5人が神社と国を相手に合祀の取り消しなどを求めているものです。

 26日の判決で那覇地裁の平田直人裁判長は、「合祀は靖国神社の信教の自由に関わる問題であり、裁判所が立ち入ることはできない」として、遺族の訴えを退けました。

 「我々の訴訟に対する極めて、不当な判決」(池宮城紀夫弁護団長)
 「過去の判決と変わりない判決。がっかりしています」(原告の仲里朝治さん)

 原告団は、歴史を歪曲する不当な判決だとして、控訴する方針を明らかにしています。(27日00:45)

2010年10月26日(火)のニュース一覧

社会

政治

経済

国際

スポーツ