レスキューワックス体験談コーナー
|四方山話|独り言|とっておき?の裏技!|よくある質問|
掲示板からの抜粋やワックスサービスにおける生の声を掲載させて頂きます。
北海道キロロリゾートにて
- アカデミースタッフ及び パトロールスタッフにワンシーズンワックス施工決定!
実際希望者のみへの施工になりますが、ほとんどの方にワンシーズンワックスを施工することになるでしょう。
随時こちらでも状況をアップしていきます。
2009/2/6
~ワンシーズンワックス途中経過報告~
- 施工後約1か月程経ったスタッフより(スキーヤー)
あえてその後何もせずどこまで持つか試しています。
1か月ちょっと経つが滑走性が落ちることもなく、ワックスが落ちている気配もない。
いつまで持ってしまうんだろうか、という感じです。他2名のスキーヤースタッフも同等の感想。
- パウダーをこよなく愛するスタッフより(ボーダー)
以前無双を入れた時、-25℃の旭岳を滑ったら、あまり滑らなかったというので、さすがに-25℃は辛いと思い、ワンシーズンワックスを勧め施工。
-25℃はその後体感していないけど、「パウダーモ何も関係なく走る!凄い!」と大変感動してくれました。楽しくて滑りすぎちゃったとのこと。
「前(無双)のと全然違うっしょ。」と言われたが、-25℃は無双でも厳しいですから。でも、無双も非常に良いワックスなんですよ。と弁解?(説明)しました。
後は持ちですね。今後の情報にこうご期待!
- 道東の販売員様より(ジュニアレーサーのコーチ)
大会で2日間気温-3℃と-5℃でアイスバーン滑走。
アイスなので無双との違いは正直わかりずらかったが、良く滑ったとの事。ワンシーズンワックスだけで十分滑るので、他の(レスキューの)生塗系は使用しなかった。侍だけはいれた。今後アイスバーン以外の条件で比較したい。
しかし、帰った後滑走面を見てみると、エッヂ際が白っぽくなっていた。ブラシをかけても直らなかったので、ベースバーンを起こしたかも。再度その部分だけワックスを入れなおしましたが。(本社報告済)
- 私(施工する側)の気付いたこと
板によって極めて施工に差が出ます。塗りやすい板、塗りにくい板。(ワックスが)のりやすい板、のりにくい板、極めてのりにくい板等。
施工後の滑りで、より滑る板、とにかく滑る板、思うほど滑らない板(ちなみに、塗ったために滑らなくなるということはないが)とにかく色々です。施工前の滑走面の状態にもよりますが、メーカーやカテゴリー・バージョンにも左右されるように感じました。
しかし、塗るからには絶対に滑らせたいとの思いはありますので、益々腕を磨かねばならぬと思い知らされました。
2009/2/15
~ワンシーズンワックス ベースバーンについて~
- 再度その部分にワックスを施したところ、今のところ白くもならず調子も良い。
二度塗りするとコーティングが強くなるらしい。
~最近「極」を試しています~
- 今年の「極」は北海道では多少渋るという報告が多少なりともありまして、本州ではばっちりなようなんですが、北海道の雪にはどうやらシリコンが邪魔をしているのではという事で、シリコン含有量を減らした「極」を試しています。
- 今のところ低温時に試していますが、最初の1~2本は「極」独自の渋りがあるが、その後はかなり滑る。元々「極」は凄く滑るのだが、最近はもっぱらイチバンかゼロ(非売品)ばかりで滑っていたので、久々に「極」の劇的な滑りに感動した。
- 「極」を体験した事のない、キロロのスタッフにも何人か塗ってあげたが、皆感動していた。正直イチバンより凄いんじゃないか、と。
確かに、「極」の滑りはイチバンを凌ぐものがあるので当然のことなんだが。
- ただ、難しいのは「極」はリキッドなので、多少雪質を選んでしまうというのがネックで、中々無料サービスでは使いにくいものなのですが、ご希望の方がいらっしゃいましたらお気軽にお声掛けください。お塗り致します。
*既存の「極」も同時に試していますが、今のところ遜色ありません。比べれば「テスト極」の方が滑る感覚はありますが、数本滑ればほとんどその違いはわかりません。
2009/2/16
~ワンシーズンベースバーンについて(原因究明)~
- 本社よりベースバーンの原因がほぼわかったとの報告がありました。
テフロンをやめてPPにしたのが原因と思われます。テフロン(イチバンなんですが)を入れるとストラクチャー内に残ると白くなり酸化したと間違われクレームを受けていたので、抜いたようです。しかし、やはりテフロンは入れるべきだと。PPもそのまま残しますがこれからはホットワックスには全てテフロンを配合させるとの事です。
ただイチバンではなく、「ゼロ」にするようです。「ゼロ」はイチバンより粒子が細かいので恐らく白くならないだろう、ということです。もし白くなるようでしたら、取説にその旨を書くとの事です。
2009/2/21
~1000Kmもちました~
- 以前書きました、キロロのアカデミースタッフで、ワンシーズンワックスのみで他一切何もしないでテストをして頂いた方から、40日もったと報告がありました。
40日?ワンシーズンじゃない。
計算をしますと、1日平均して約30Kmは滑っているとの事。故に1200Kmはもったということになります。しかし、ネーミングがワンシーズンワックス。
これについては、社長も名前を変えなくてはとおっしゃっておりました。
2009/3/28
~「雪虎」本領発揮!~
- キロロご常連のお客様より、前回来た時に「イチバン」「雪虎」「侍」を買っていって、この間苗場に行ってきたとの事。水がかなり浮いて、黄砂もあったので皆滑っていなかった。「私たちだけスイスイ滑ってました。」との報告を頂きました。正に「雪虎」の独壇場でしょう。「雪虎」が一番力を発揮できる条件です。
今まではそのような条件の時は早々に切り上げてしまってたらしいのですが、その日はずっと滑っていたとの事です。ここまで凄いとは思わなかったという事でした。
2009/4/10
~「新理論ワックス」誕生~
- 先週新理論に基づくワックスが本社より届きました。
スキー板が滑る原理は色々と言われておりますが、正確なところはまだ解明されていません。その中でも今のところ最有力とされている説は、雪面に存在する水分が板を滑らせているのではないか?というものです。
そこで、逆発想のワックスを開発。
- で、実際どうなのか?というところですが、極めて良く滑ります。何名か試していますが、皆びっくりしています。
ただ、2名だけワックスを塗った後すぐ食事に行ってしまい、しばらく放置して戻ってから滑ろうとしたら滑らない。という現象が起きました。これは恐らく水に反応するという特性のワックスのため乾いてしまったので、効力が無くなったのか?と思われます。塗ってすぐ滑りに行くのが基本かと思われます。
- 滑走感覚は「侍」の滑走面バージョンのような浮遊感を覚えます。滑走感覚も新感覚です。
レスキューのワックスっておもしろいですね~。
2009/4/17
~新ワックス比較テスト経過~
- 今日は終日「雪虎」の方が滑りました。比べればの話なので、「新ワックス」も十分滑っていることには変わりはないです。
主に緩斜面では「雪虎」優位。斜度のあるところではほとんど変わりなし。今日くらいの腐れ汚れ雪なら「新ワックス」でも滑ってます。
しかし、日の良く当たる超緩斜面の腐れ汚れ雪では「新ワックス」ノッキング起きました。その点「雪虎」は普通に滑ったので、全体的な印象として「雪虎」に軍配か。
- 4人に感想を聞けたが、2人は文句ない走りとのこと。一人は最初は相当滑ったがだんだん滑らなくなってきた。(持ちが悪い印象)。もう一人は、逆に最初は塗らない方が滑ったくらいだったが、1km程滑ったら、走りだしてきた。(もちろん塗る前より)との事でした。
- まだまだテスト必要ですね。皆さんにもどんどんお塗致しますね。そして、どんどん感想ください。
2009/4/19
~新ワックステスト報告~
- 道東の販売員様から、本日北大雪スキー場でのテストの報告です。
極めて汚い油が浮いたような雪で、ザラメ状態。所により、軽く新雪が3cm程のっている状態も有り。
- いままでの各所(本州含む)の報告ではザラメは滑らない事が多かった中、この方は非常に滑ったとの事。また、とにかく汚い雪だったが、雪虎よりも滑ったとの事。
いずれも、今までのテストとは反対の結果である。
ちなみにストラクチャはほとんどつぶれて、ない状態に等しいとの事。これが関係しているのか?
というのも、以前社長より新ワックスはストラクチャなくても恐らく滑るでしょう。と言うのを聞いた記憶があります。
- しかし、新雪の被ったところは滑らなかったとの事。これは予想通りか。
キロロでは新雪が1cm程積もり(?)圧雪されたバーンは良く滑ったが、多少ふわふわな雪はダメということでしょうか。
- 全体的にはつるつる滑る印象で◎、今後も思い当たる塗り方があるとのことで、引き続きテストするとの事です。
2009/12/20
~近況報告~
- しばらくぶりの更新になってしましました。
さて、今シーズンは侍以外全てバージョンアップされています。それぞれのワックスの近況を報告致します。
- 「イチバン」
イチバンは相変わらず良いワックスです。旧モデルより更に使用量は少量で済む気が致します。
今のところ気温帯+1℃~-10℃位まで問題なく滑っています。ワックスサービスでも駄目だったという報告は1度だけ、水が浮いたときがありましてその時はイチバン効かなかったようです。(その時は親水系・極で対処し、良く滑っていたようです)それ以外特殊な条件以外は問題ありません。
- 「極」
今シーズンの極は掲示板でも何度も言ってますが、ほんと良くなっております。今までも本州では問題なかったようですが、北海道では渋るケースが多く、ちょっと不評でした。
今季は渋り成分を除去したという事でしたが、見事に改善されております。更に旧モデルでは、最初1~2本位滑ってからが走り出したのですが、今季モデルはのっけから走りました。トップスピードに乗るまでにかかる時間がイチバンを凌ぎます。
また、弱冠雪が湿りだしたらやはり極の方が優位に効いています。
これは比べればですので、イチバンでも十分に滑っています。
ワックスサービスでも昨年より間違いなく出番が増えるでしょう。
- 「黒イチバン」
黒イチバンはまだテスト数が少ないのですが、100%絶賛頂いております。いずれも気温の低い日でした。低温の膝上パウダーで斜度がないと潜って滑らないという状況でも楽に滑ったという事です。後は低温の新雪が踏まれた状態で結晶がつぶれてきた状態。物凄い走ったとのこと。こちらはいつもダメだしの方がおっしゃっていたので、問題ないのでしょう。
- 「無双」
今季の無双もかなり良い◎です。懸念された塗りずらさも全然無理なく塗ることができました。ワックスサービスでも「無双入れてます。」という方が増えてまして、「塗りずらさはありましたか?」と訊ねましても皆さん言うほどでもなかったという事でした。
無双は今期物凄い売れ出しています。キロロのプロショップでも一時欠品が生じる程でした。段々ポリワックスに移行してきている証拠でしょう。
- ただ今某日本のトップ中のトップスキーヤーに「ロングライフ+無双」の組み合わせをテストしていただいております。初日の感想は好感触を持っていただきました。後は持ちをこれから見ていただきます。早く名前が公表できればと思います。
ちなみに、「ロングライフ+無双」の組み合わせは、キロロスキーアカデミー校長の粟野利信校長にも施しています。またこれから徐々にキロロスキーアカデミー輪島千恵デモ・堀祐司さんにもテストしていただく予定です。もちろん他のアカデミースタッフの皆さんもお試しいただきます。
2010/1/14
~黒イチバン凄いです!~
- 黒イチバン驚異です。今のところどなたもダメだしなし。どころか、「滑りすぎて危険です。」という声が多数。
雪虎とはまた違った浮遊感を覚えます。
- 圧雪より深雪でその潜在能力を発揮するように思われます。私はレース系の板しか持っていませんが、GS系の板で膝上パウダー入った時も、潜りながらもその中でしっかり走ってました。ボードやパウダー用のスキーの方は「やばいですよこれ。何なんですか?最高ですね!」と、とにかく最高に楽しかったらしいです。
- 今のところどんな雪質でもイチバンをはるかに凌いでいます。
- 塗り方は、薄塗りは基本ですが、薄く塗った後、満遍なく擦りつけるとより良く滑るようです。
- 道東の販売員さんからは、イチバンの上に黒イチバンは更に良いとの報告を受けております。
2010/1/21
~黒イチバン塗り方~
- 先の報告では薄く塗った後に満遍なく擦る。と記しましたが、長野からの報告によると雪温-17℃の状況下で、理由はわからないけど擦ると滑らないと連絡がありました。薄く軽く塗りの方が滑るとの事。
私がテストした時は、-15℃前後だったと思いますが、その時は軽くこすりつけた方が調子良かったのですが、そうではない場面も出てきました。その時々で色々試す必要があるようです。
今後そこまでの極低温下があるかわかりませんが、色々やってみようと思います。
- ちなみに私ども(チームレスキュー北海道)はパウダー系のワックスは、100均で売っている手芸やパティーグッズで使う毛糸のぼんぼりの様な物を使用しております。これは中々調子良く使えます。
2010/2/5
~新ワックス(乳液)テスト報告(本社からの指令/滑らない雪探せ!)~
- 2/2・3・5日新ワックスのテストを行いました。2・3日は共に降雪は多少あったものの、風で吹きさらされギュッと締まって、ギシギシいういかにも滑りませんと云うようなバーンコンディションでした。
5日は15cm程の積雪はあったもののやはり風にさらされ少し重い低温なのに極上パウダーとは言えない状況でした。
2日は山頂で-19℃、3日は-24℃と今期最低記録が出ました。5日も-20℃と毎日身の危険を感じます。
さて、2日は新ワックスとイチバン・黒イチバンの比較テストを行いました。長峰第2コース、いずれも恐ろしく滑るという事は無く、しかも差があまり感じられませんでした。長峰第1の緩斜面においては、イチバン・黒イチバンの方が多少滑るかなぁ、という感じでした。他のスキーヤーも滑っていなかったが、若干私の方がマシかなと言うくらいでした。
新ワックスの期待が大きかっただけに、肩すかしをくらった感じでした。
2日の日は時間がなくこれで終了。
3日も前日にまして、超ギシギシ雪で皆「滑らない、滑らない。」と挨拶代わりになっていました。ワックスサービスでも、前日より滑らないという方が多かったです。「ではこちらを!」と新ワックス登場させたかったのですが、前日の印象があったので、消極的になってしまいまずは自分でテストしてからと思い、新ワックスは出さずに早々にゲレンデに向かいました。知り合いと2人です。
最初は何も塗らず長峰第2へ。前日の黒イチバン・イチバンが残っていたのか、皆が言うほど滑らなくはなく、むしろ快適でした。昨日で磨かれ今日で本領発揮か?と思いながら3~4本滑ったところで少し渋りだしたので、いよいよ新ワックス登場。
敢えて侍は塗らず、新ワックスをソールが少し白くなるくらいに薄塗りにしてみました。レスキューワックス特有のその場のツルツル感は無く、むしろ物凄い渋る感じがし、「やっぱダメかこの雪が滑らない雪なんだ、以外に早く見つけてしまったな。」と思い、長峰第2へ。
と、ここからです。その場ではあんなに渋っていたのに、一たび滑りだしたら、思いもよらず予想以上に滑り慌てました。「何だこりゃ?!」「ん?雪質変わったのか?」と思い一担止まり確認しました。やはり超ギシギシです。その場でスキーを動かしましたが、やはり滑らない。「?おかしいなぁ、一部分だけ雪違ったのか?」と思い、また滑り始めました。
やはり凄い滑りました。「なんじゃこりゃ???」と思いながらも楽しいので、一気に下まで滑り下りました。下に着き、友人にも聞いたところやはりその場のツルツル感は無くむしろ渋っていたが、一度滑りだしたら物凄く滑って怖かったとの事。
二人で「面白いねこのワックス。」と共感しました。その後あまりにも寒く身の危険を感じたため、長峰を脱出(笑)する事にして、センターコースへ移動となりました。移動途中の長峰第1のだらだらコースのウェーブで何とジャンプする位滑ったのにはびっくりしました。ホントに今日は滑らない雪なんだろうかと思いましたが、もちろん他の人は止まりそうなくらいでした。ボーダーに至っては、脱いで歩いている人もいるくらいです。やっぱり滑ってるんだと確認できました。
その後センターコースでは-16℃前後でしたが、相変わらずその場の渋り感は変わらないが、一たび滑りだしたら、ガンガン走ります。不思議なワックスです。
さあ5日です。山頂-20℃、ベース-14℃です。今日はスキーを変えまだ新ワックスの入っていない板にしました。しかしながらベースはロングライフ&無双です。
最初は何も塗らずそのまま。いつもと同じく長峰第2コースへ20cm程の積雪はあったが、パウダーという感じではなく、吹きだまりに近かったです。バーンは滑りにくかったが、走りは特にストレスを感じることなく、快適でさえあった。「くそっ、滑っちゃったか(超笑)」皆滑らないと言っていたんだけど、私の板はやっぱり滑るのです。テストにならないと思い一度降りる事にしました。すると長峰第1のだらだらコースで多少渋りを感じました。(他の方たちよりは滑ってますが)なので、長峰第1もう一度行く事にしました。
右にイチバン、左に新ワックス薄塗り。ルーティン通り一度長峰第2へ行きました。先ほどより滑ってます。「凄い凄い!さっきでも十分に滑っていたのに。」さすがですね。しかし、どちらもさほど違いがわかりません。そのまま第1のだらだらへ突入。明らかに先ほどより滑っています。ウェーブでもジャンプまでは行かないまでも、しようと思えばできるくらいには走ってる。
ところが、ウェーブが終わった後の超緩斜面(平地)に入ると、急に滑らなくなりました。他の人ももちろん滑っていませんが、私の方が滑っているとも思えません。もうワックス切れかと思いましたがそのままセンターコースへ移動しました。センターBコースやはり滑ります。そして、もう一度左に新ワックス厚塗りし直しました。今度は右より滑っている感じがしました。それでもイチバンでも十分に滑っているのには驚きました。2~3本滑ってやはり緩斜面で急激に渋り始めました。そこで侍も試そうと思い「侍改」を塗りました。侍凄し!!バッチリ滑ってくれてます。こういう時はホント侍良くわかりますね。
ここで皆さんにも試してもらうため、一度ワックスサービス会場に戻りました。
知り合いも含め7~8人くらいに新ワックス塗りました。皆さま共通しておっしゃっていたのが、緩斜面で滑らない。漕がねばならないほどという事。そして、4名の方が新雪(深雪)が滑らない。他はどうかと言うとほかの方も滑ってないが、さほど自分たちも変わらなかったとの事。それ以外普通に滑っている最中はやはり問題ないとの事。緩斜面・低速での走りの改善を望みたいとの事でした。
ちなみに内2名の方には「侍改」を塗りまして、かなり感動してくれました。やはりここまで冷えるとエッヂの抵抗はかなりあるようです。侍様様ですね。
それともう一人偶然だったが、屋内から持ってきてすぐだったため、滑走面が濡れたまま塗った時は、驚くくらいその場のツルツル感も、普通の斜面も滑ったとの事。私も後でわざと水気を付けて試してみましたが、半端なく滑りました(緩斜面も)。ただ持ちが2km位でした。親水系が効いて水があった方が良かったのかもしれません。
あと、残りの二人の方はとにかく全然ダメだったという方もいました。この方々はレスキューの凄さを良く分かっている方たちでしたが、今日は何やってもダメとの事。良く聞くと深雪ばっかり行っているらしく、皆と共通事項の深雪で渋っていたようです。踏みならされたところが多少滑るくらいだけど、とにかく全然滑らなかったと。滑走面は特に気を使っているとの事で物凄くきれいでした。ストラクチャーもきっちり入っていましたがさほど深くはなかったようです。
余市第1コースとの事で、私も検証に行きました。確かに他のコースより渋い感じはしますが、ストレスは感じませんでした。「そこまでだめかしら?」
念の為黒イチバンも塗ってみました。知り合いも1人お逢いしたので、一緒に塗ってみましたが、良く滑りました。知人もさっきまではずっと漕いでたんだよとの事でしたが、滑る滑ると喜んでおりました。
先ほどのお二人は何がそんなにダメだったのか。そこまでではなかったため、なぞです。いつもスパーっと走らないとダメな方たちなのか、ホントに滑らなかったのか。(ホントに滑らない風でしたが・・・・・?)
今後の課題としては、極低温時の緩斜面及び新雪(深雪)を普通に滑らせられれば相当イケるようになると思います。
また、塗り方は今日は少し厚塗りが滑りました。滑走面に水気があるとより一層驚異的に走りますが、持続性に欠けました。
まだまだ面白いワックスです。引き続きテストします。
2010/2/6
~新ワックス第2弾~
- 日進月歩で進化しております「レスキューワックス」です。
本日新ワックス第2弾送られて来ました。「親水」・「極上澄み」です。私は本日「親水」(洗剤と呼んでますが、すみません)しか試せませんでした。しかも天候が悪く1本のみでしたが、体感-15・6℃でナイターセンターAコース、ギシギシ雪。前日より多少水分ありと思われます。
相当良いです。前回の新雪(深雪)及び緩斜面の渋りもなく、というか無いどころか良く滑ります。向かい風がひどく止まりましたが、滑走面は滑ろうとしてました。今のところ最高と思われます。今後のテストが楽しみです。
また、これらは本日御常連のお客様お一人に日中試してもらえました。片側ずつ「親水」「極上澄み」を塗り分け半日。両方とも良く滑るが、比べれば「親水」の方がより滑るとの事。両方とも緩斜面でも渋らず。とても良いとの事。
あと、乳液の新ワックスの方もアカデミーのF川と一般の従業員に塗りました。F川は非常に良いとの事です。緩斜面も言われた程悪くはなかったと。一般従業員は全く駄目だった、ずっと漕いだとの事。
幸い私も含め3人で話ができまして、滑走面の問題だろうという話になりました。F川は「無双」できっちり仕上げ。従業員はノーメンテ。汚くはないが恐らくケバだっているんでしょう。私自身も「乳液」は滑っているので、やはりワックスの問題ではないと確信しました。
前回他の知人にも試してもらったんですが、その方も(私が)言うほど滑らない。あの手この手で色々やってみたのですが、やはり思ったほど滑らない。やはりその方もノーメンテなんです。
そこで考えられるのは、一般の方はそれほど滑走面は良くないはず。「乳液」は「イチバン」や他のレスキューワックスに比べ滑走面の状態にかなり左右されるのではないか。そんな気がします。変な話その滑走面の状態によっては塗ったら余計滑らなくなる等。
もちろん人によっては、こちらが見てやっぱり滑ってないなと思ってもご本人は「凄い滑る!」と感動していただくことも多々あります。それはそれでもちろん嬉しいですね。
そのあたりも含め今後のテストで検証していきたいと思います。