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【プロ野球】

カブレラ 移籍準備!? ソフトバンクが興味か

2010年10月26日 紙面から

 オリックスのアレックス・カブレラ内野手(38)が移籍準備を進めていることが25日、明らかになった。今季で2年契約が満了するカブレラは、代理人のアラン・ニーロ氏が野球部門トップを務める米大手エージェント会社・オクタゴン社と再契約。より好条件の球団を模索しているもようで、ソフトバンクが興味を示しており、関係者によると、本人も観客数が多く資金力のあるソフトバンクでのプレーを希望しているという。

 カブレラはオリックス残留を希望していた08年オフ、代理人を通さず当時の中村球団本部長に直談判し、2年契約を結んだ。しかし今オフは、07年オフに西武からオリックスに移籍する際にも代理人を務めたニーロ氏と再契約。球団関係者はこれについて「客観的な自分の市場価値を知るためのマーケティング」と推察したが、当然移籍は視野に入っている。

 また300万ドル(25日のレートで約2億4300万円)前後と見られていた年俸は、実際には500万ドル(同約4億500万円、2年で約8億1000万円)だったことも明らかに。破格マネーを手にしながら、この2年は故障を頻発し計37本塁打、121打点。球団関係者によるとカブレラ本人も金額に見合った成績を残せなかったことは認めているものの、オリックスの大幅減額での条件提示に、難色を示しているもようだ。

 11月末でオリックスの保有権はなくなるため、以降は自由契約となる。その後、他球団がオリックスを上回る条件を提示した場合、主砲の流出は避けられない。

 

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