東京中日スポーツ 55周年企画
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【大リーグ】レンジャーズ左腕リーは打撃も◎2010年10月26日 紙面から バットでも貢献して世界一をもぎ取る!! ア・リーグ王者に輝いたレンジャーズは24日(日本時間25日)、本拠地のレンジャーズボールパークで、27日(同28日)に開幕するワールドシリーズへ向け練習を開始。第1戦先発が確実なエースのクリフ・リー投手(32)は指名打者(DH)制のない敵地の開幕戦に向け打撃練習を行い、快音を響かせた。またワシントン監督は、DHのウラジーミル・ゲレロ(35)を外野で起用する方針も明かした。 リー、ルイス、ウィルソン、ハンター、ホランド…。全体練習終了間際に思い思いにバットを手にした先発陣が次々と打撃ケージに集結する。27日からのワールドシリーズは敵地サンフランシスコで開幕。ナ・リーグの本拠地で当然、DH制はない。そこでバットを握る先発陣の表情は真剣そのもの。中でも打撃自慢のウィルソンとともに、左打席で快音を響かせたのがエースのリーだ。控え捕手のマット・トレーナーのバットを拝借。ヒット性の当たりを随所で見せた。 「今日の打撃練習は当てることに集中した。すべてのスポーツの中で、丸いボールを丸いバットで打つのはとても難しいんだ。7割がアウトで3割打てば強打者なんだから。ボクにとってはそれが面白い。一番難しいチャレンジをするという意味でね」 決して強がっているわけではない。持って生まれた野球センスは抜群の制球力と投球術を持つ本職同様、打撃でも威力を発揮。昨季フィリーズの一員として出場したワールドシリーズでは3打数1安打。ポストシーズン全体で打率2割7分3厘をマークした数字が、リーの潜在能力の高さを物語っている。 「特に投手はだいたい凡退すると予想されているからね」。そう不敵に笑う左腕はもちろんバットでもチームに貢献する覚悟だ。 ジャイアンツにとって難攻不落な投球とともに打席でも無警戒は禁物となれば、これ以上やっかいなことはない。ワールドシリーズ開幕戦の先発はリンスカムが濃厚。果たして、打者リーがどんな打撃を見せるのか−。サイ・ヤング賞同士の「投手対打者」の対決からも目が離せなくなりそうだ。
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