川上麻衣子、スウェーデン性教育本を翻訳 (2/2ページ)

　女優として濃厚なラブシーンを演じ、私生活ではバツイチ。恋愛経験も豊富な川上が大人も子供も楽しみながら読める性教育の絵本をスウェーデン語から日本語に翻訳した。

　タイトルは「愛のほん」（小学館、１４７０円）。スウェーデンの女性絵本作家、ペニラ・スタールフェルトさん（４８）の作品で、現地の新聞社から最優秀児童文学賞を受賞した。川上はインテリア・デザイナーの両親の仕事で同国の首都ストックホルムで誕生。小学校３年の時に１年間滞在、今も年に１、２度訪ねる第２の故郷だ。

　「性交渉や避妊の方法などは小学生の時に学び、性教育はすごく身近に感じていたんです。今回、翻訳させていただいた絵本は８年ほど前、現地の本屋さんで見て、絵がかわいらしいこともあり、ぜひ日本でも紹介したいと思っていました」

　書き出しは『愛することは世の中で一番かんたんなこと…。そして世の中で一番むずかしいこと』。愛とは、セックスとは何かをイラストとともに解説。日本の性教育は主に中学３年で概要を学ぶが、男女の性器や性交渉もそのものズバリのイラストで描かれ、絵も文章もやわらかくユーモラスなタッチが特徴だ。

　川上は現在、１２歳年下の俳優、高杉瑞穂（３２）と交際中。「私も普通に恋愛していますが、スキンシップが好き。“愛するということ”を子供のころから、ちゃんと知っていてもいいと思うんです。この絵本は賛否両論あるでしょうが、お父さんお母さんの大人にまず見てもらって、子供たちに伝えてもらえれば」と語った。