名古屋・闘莉王、10・30C大阪 11・7鹿島戦絶望的
首位を独走するピクシー名古屋に激震が走った!23日の神戸戦(ホムスタ)で負傷したDF田中マルクス闘莉王(29)とMF金崎夢生(21)の日本代表コンビが10月30日のC大阪戦(豊田ス)と大一番の11月7日・鹿島戦(カシマ)出場が絶望的となった。
オフ明けの25日、両選手はグラウンドに現れず豊田市内の病院で検査を受けた。診断結果は闘莉王が右太もも裏肉離れで全治2週間、金崎は左太もも裏肉離れの全治3週間となった。
闘莉王は神戸戦で90分間プレーしたものの、交代枠を使い切った後に異常が発生したため、最後は前線で立ち尽くしたまま。この日は自ら運転する車で病院へ向かったが前日24日は「歩けなかった。寝ていた」という。金崎は後半14分に担架で運ばれるほどの激痛だった。
「2、3週間かかるんじゃないかな。大事な試合に出られないのはツライ。応援するしかない」
勝ち点差「8」で2位につける鹿島との一戦を見守るしかなくなった闘将は寂しげな表情を浮かべた。闘莉王がチーム3位の6得点を挙げているならば、金崎も4得点5アシスト。さらにチームトップの9アシストをしているMFマギヌンも別メニュー調整で微妙な状況だ。
[ 2010年10月26日付 ]
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