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中日・和田“ロッテキラー”西武時代から好相性だ!

リラックスした表情で打撃練習を終えた和田

 56年ぶりの“完全制覇”日本一はロッテキラーが導く!30日から始まるロッテとの日本シリーズへ向けて落合竜は25日、ナゴヤDで全体練習を再開。キーマンになりそうなのは、劇的なサヨナラ打でCSファイナルステージ突破を決めた和田一浩外野手(38)だ。

 「1年で相手(のメンバー)も変わるしね。そんなに記憶はないし、データも少ない。日本シリーズはシーズンと違ってそういう難しさがある。集中力が大事になる」

 いつも通り大風呂敷は広げない。とはいえロッテとの相性は悪くない。08年にFA入団するまで11年間在籍した西武時代も含めると通算14年間で打率・329、31本塁打、97打点。今年の交流戦でも16打数7安打で打率・438、1本塁打、4打点と“カモ”にした。

 勝負の流れを左右する開幕戦で対戦することが濃厚な成瀬も苦にしていない。06、07年しか対戦経験はないが通算24打数9安打、打率・375、2打点。「良い時も悪い時も知っている。良い時のイメージを持ってやりたい」とパ・リーグCSでMVPを獲得した左腕攻略にも自信を見せた。

 「数字は過去のこと。これから研究したい」

 その口調は、逆に打っているからこそ自身の気持ちを引き締めているようだった。今CSでは苦しみながら最後においしいところを持っていってMVPを獲得したベテランが躍動すれば、おのずと日本一は見えてくるはずだ。

[ 2010年10月26日付 ]

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