普天間飛行場移設問題 RSSicon

仲井真知事、首相答弁に「極めて遺憾で心外」2010年10月15日 
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  仲井真弘多知事は15日午前の定例会見で、菅直人首相が14日の参院予算委員会で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古崎移設を決めた日米共同声明の発表に先立ち、状況を知事に伝え、意見も聞いてきた、との認識を示したことについて、「政府の常とう手段だ。沖縄の感触、賛成を得ているような意味なら失礼極まりない。極めて遺憾で、心外だ。また人のせいにしてという感じが強い」と強い口調で批判した。
 知事は「意見が違っていても政府と自治体の間は絶えず、意見交換をするべきだとは思っている。当時、官房長官、防衛相とも食事などしたが、一度も協議はしていない」と指摘した上で、「(一緒に)食事や酒を飲むことが協議だなんてよく言えるものだ」と憤慨。「いよいよそうすると、政府とは意見が一致するまでは、何のパイプもできない」と述べた。
 菅首相は14日の答弁で、日米共同声明作成をめぐり、「単に日米で議論して(沖縄側に)伝えたということではない。それ(正式発表)に先立ち、状況を知事をはじめ、いろんなところにお伝えし公式、非公式な意見を聞きながら、日米の間で一定の合意をした」と述べていた。【琉球新報電子版】


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