2010年8月30日 19時42分 更新:8月30日 22時37分
今夏(6~8月)の平均気温が北日本と東日本で過去最高となる見通しであることが気象庁が29日までのデータを解析した結果分かった。8月の平均気温も沖縄・奄美を除く地域で過去最高の見通し。今年の猛暑がデータ的にも裏付けられた。
29日までの暫定値によると、夏の平均気温は、北日本(北海道・東北)が平年比プラス2.2度、東日本(関東甲信、北陸、東海)が同1.8度。8月の平均気温は北日本が同2.6度、東日本が同2.2度、西日本(近畿-九州)が同2.1度だった。
地点別では、気象庁が観測する全国154地点のうち夏の平均気温で東京都心など60地点(タイ含む)で過去最高、8月の平均気温も85地点(タイ含む)で過去最高となる見通しとなっている。
暫定値によると、夏の平均気温が過去最高の主な地点は▽札幌市22.0度(平年比プラス2.4度)▽仙台市24.3度(同2.8度)▽東京都心27.1度(同2.3度)--など。また、8月平均気温が過去最高の主な地点は▽東京都心29.6度(同2.5度)▽大阪市30.5度(同2.1度)▽京都市30.0度(同2.2度)▽福岡市30.4度(同2.8度)--などだった。【飯田和樹】