スマブラ小説 第六弾

   「山へ行こう!」

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 新メンバーも増え、スマブラにも慣れてきたメンバー達

  マリオ「ふあぁ〜〜〜…」
 ルイージ「どうしたの?兄さん、そんなあくび出して」
  マリオ「いや〜…最近暇だなぁ〜〜…って」
 ルイージ「そう?毎日苦労してるように見えるけど」
  マリオ「例え苦労してても、暇な時もあるんだよ…」
 ルイージ「まぁ分かる気はするけどね」
  マリオ「な〜んか、楽しいことでもないものか…」

 一方その頃  ロビー

   ネス「あ〜…最近つまんな〜い」
 カービィ「僕も〜」
  プリン「毎日寝てばかりじゃさすがに飽きるプリ〜…」
フォックス「ん?どうした? みんなでグテ〜 っとして」
   ネス「なんか毎日同じ事ばっかりで暇だなぁ〜 って」
フォックス「平和でいいじゃないか」
 カービィ「平和は暇だよ〜」
フォックス「やれやれ、…じゃぁどっか遠い所に行くとか」
   ネス「現実逃避するのもなんか情けないよ〜」
フォックス「そうじゃない、旅行だ、旅行」
カビネス「旅行?」
フォックス「そう旅行」
ファルコン「その話乗ったぁ!」
フォックス「うお!ファルコン、どっから出てきたんだよ」
ファルコン「最近暇でウズウズしてたところだ!旅行なんて願っても無いチャンスだぜ!」
フォックス「いや、まだ決まったわけでは…」
ファルコン「さっそくみんなに知らせてくるぜ!」
フォックス「おい!人の話を聞け!…あ〜あ、いっちまった」
   ネス「けど面白そうだよ。僕は賛成だな」
 カービィ「僕も〜」

 戻ってマリオの部屋

ファルコン「お〜いマリオ、いるか〜?」
  マリオ「おぉファルコン、どした?」
ファルコン「今度旅行行きが決まったぞ!」
  マリオ「旅行、そりゃぁいい!山行こう山!」
 ルイージ「え〜、僕は海のほうが…」
  マリオ「山って行ったら山!」
 ルイージ「まぁいいけどさぁ…」
ファルコン「ようし決まったな!旅行は山行きで決定だ!」
  マリオ「ようし、さっそく準備だ!」
ファルコン「じゃぁ俺は残りのやつらに知らせてくる!」

フォックス「お〜いマリオ〜」
  マリオ「お、今度はフォックスか、どうした?」
フォックス「今度は、ってことはやっぱりファルコン来たんだな」
 ルイージ「あぁ、凄く生き生きしてたよ」
  マリオ「今もみんなに山行きについて報告してまわってるんじゃないかな」
フォックス「山行き?もうそんな所まで決まってたのか」
 ルイージ「二人の独断で決まったんだ」
フォックス「はぁ〜、まぁ、こいつららしくていいか…」


  一週間後、山行き当日 ロビー

ファルコン「よう!おはよう!」
  リンク「へぇ、もう起きてるなんてめずらしいですね」
ファルコン「こんな楽しい日にグースカ寝てられるか!」
  マリオ「お〜、やっぱり準備万端だなぁ」
 ルイージ「さすが一番はりきってただけはあるなぁ」
ファルコン「畜生、まだ寝てる奴もいやがるな!叩き起こしてやる!」
  マリオ「…朝っぱらから元気で」


  リンク「みんなそろいましたか〜?」
   一同「は〜い」
  リンク「正露○、忘れてませんね〜?」
  マリオ「そんな古いネタはいいから」
  リンク「それでは、行きましょうか」

 どっかの山

  リンク「到着〜」
 ドンキー「っていうか一瞬だったな」
 ルイージ「お前はタルに入って運んでもらったんだろうが」
   ネス「早くテント張ろうよ〜」
  リンク「まぁそう急がなくても」


  マリオ「いざ張ってみると、やけにでけぇテントだなぁ…」
  リンク「複数ありますけど、どこで誰が寝ましょうか?」
フォックス「自由でいいんじゃないか?充分広いし」
 カービィ「賛成〜!」
 ルイージ「じゃぁ適当に荷物置こうか」

  クッパ「さて、まずはどうするんだ?」
  リンク「ごはんにはまだ早いですしねぇ」
   ネス「じゃぁ山に中を探検しようよ」
 ドンキー「そりゃぁいい、野生の血が騒ぐぜ」
  リンク「じゃぁ、ひとまずは自由時間 って事で」

  マリオ「じゃぁ、俺といっしょにキノコ狩り行きたい人〜」
 ルイージ「は〜い」
 カービィ「キノコ!? 行きたい行きたい〜!」
  ピーチ「あら、私も行こうかしら」
   ネス「僕も行きたい〜」


   ポポ「じゃぁ私達は頂上まで一登りしてきます」
ファルコン「まってました、山っていったらこれだよな、俺もいくぜ」
フォックス「俺も興味があるな」
  サムス「私もいいかしら?山登りには興味あったの」


 ドンキー「じゃぁとにかく山を駆けまわりたい奴〜」
ピカチュウ「ピカチュウも行く〜」
  プリン「プリンも〜」
 ドンキー「おぉ、めずらしいな、プリン」
ピカチュウ「プリンはオツキミやまのふもと生まれだから」
  プリン「懐かしい感じのする風景プリ」


 ヨッシー「じゃぁ僕は、山の幸を適当に食べ歩いてきます」
  クッパ「おぉいいな、俺様も行こう」
  ゼルダ「いいわね〜、私も行こうかな」
  リンク「僕も興味ありますね、晩御飯のおかずの調達にもなりますし」
  シーク「とりあえず、こっちの姿でいくよ」

 キノピオ「じゃぁ僕はお留守番してます〜」
  ピーチ「えぇ、お願いね」
  マリオ「1人で大丈夫か?」
  ピーチ「まぁなんにも起きないわよ」
   影 「あぁ、なにか起こすつもりはない」
 ルイージ「うぉ、いきなり喋るなよ」
  リンク「まぁ、影がそういうなら安心ですね」

   一同「ではしゅっぱ〜つ!」

 −キノコ狩り班ー

  マリオ「く〜、あるある、たくさんあるぜ〜」
 カービィ「わ〜い!いただきま…」
 ルイージ「まったカービィ!!」
 カービィ「ほえ?」
 ルイージ「こういうのはキノコを自分の手で取ってこそ意味があるんだ」
  ピーチ「それに、一気に吸いこんだりしちゃぁ毒キノコまで食べちゃうわよ」
 カービィ「毒?それはやだ〜」
   ネス「でも、どうやって見分けるの?」
  マリオ「ふっふっふ〜、このキノコマスターに見分けられぬキノコはない」
 ルイージ「キノコに関しては兄さんにかなう人はいないよ」
   ネス「ねぇ、これは食べられる?」
  マリオ「あぁ、それは美味いぞ、遠慮無くとっとけ」
  ピーチ「あら、こんな所にも見っけ」
 ルイージ「お!それは松茸じゃないか!すごいよピーチ姫」
  ピーチ「へぇ〜、これが松茸ねぇ〜」
 カービィ「ねぇ〜?変な味がするけどこれは〜?」
  マリオ「それは…ってカービィ!聞く前に食うな!」
 カービィ「なんかぼ〜〜っとしてきたような…」
  マリオ「しかもよりによって毒キノコかよ!!」
   ネス「大丈夫なの!?」
  マリオ「大丈夫、命に別状は無い、が」
 ルイージ「が?」
  マリオ「平行間隔がなくなる」
 カービィ「ほえぇ〜、まっすぐ歩けない〜」
  ピーチ「やだカービィ、変な動き!」
   ネス「おもしろ〜い」
   一同「あはははははは!」
 カービィ「え〜ん、目が回るよぉ〜」
  ピーチ「で、いつ元の戻るの?」
  マリオ「いや、薬草がないと1日中このままだ」
   ネス「えぇ!大丈夫なの?」
  マリオ「多分この辺に生えてるとおもうんだが…」
 ルイージ「とりあえず、治してあげないとさすがに可愛そうだよ」
  マリオ「しかたない、探すか」
  ピーチ「キノコ狩りがとんだ大騒ぎね」
 カービィ「早くなんとかしてよ〜」
 ルイージ「しかたない、カービィかかえていくか」

  ピーチ「ところで、その薬草ってのはどこにあるの?」
  マリオ「奇妙な形してるからすぐ分かると思う、あきらかに奇妙だから」
   ネス「ねぇ〜あんなところに変な草があるよ〜」
  マリオ「ほれ来た、あれだ」

  ピーチ「…何これ」
   ネス「なんでバネみたいな形なの?」
 ルイージ「しかも微妙に動いてるし」
  マリオ「まぁ、いいじゃないか、ほら、カービィ、食え」
 カービィ「ほえぇ?何これ?」
   ネス「これ食べたら治るんだって」
 カービィ「ほぇ〜、じゃぁいただきま〜す」

   パクッ


 カービィ「○◇&#★∽Σπ▲〜〜〜!!!」
  ピーチ「どうしたの!カービィ」
 カービィ「辛い辛い辛い辛い辛いぃ〜〜〜〜!!!」
   ネス「うわぁ、火まで噴いちゃってる」
  マリオ「ほれ、カービィ、口直しだ、キノコでも食え」

  バクッ


 カービィ「ふひゅぅ〜…、辛かった〜」
 ルイージ「兄さん、そんなに辛いなら言ってあげればいいのに」
  マリオ「そんなこといったら嫌がるだろ」
  ピーチ「大丈夫?カービィ」
 カービィ「あうぅ〜、まだひりひりする〜」
   ネス「うわぁ〜、口の中まっ赤っ赤」
  マリオ「でも、効き目バツグンだろ」
 カービィ「うん、一応フラフラは治ったみたい」

  ピーチ「な〜んて事やってるうちに、もう日が暮れそうよ」
   ネス「楽しかったけど、あんまりキノコとれなかった〜」
 ルイージ「ふっふっふ、みんな甘いな、ほら」
  マリオ「う、こいつめちゃくちゃ取ってやがる」
  ピーチ「あの草さがしてる途中にちゃっかり取ってたのね」
   ネス「僕等は必死に探してたのに〜」
 カービィ「ひどいやひどいや!僕なんか全然取れなかったのに!」
 ルイージ「カービィが毒キノコ食べるからだろ〜」
 カービィ「けどひどいものはひどいよ〜!これでも食らえ!」

  バクッ

  ピーチ「あ、それは…」
  マリオ「さっきの草だ、しかも凄い量」
 ルイージ「★○▲%?Ωб$≡〜¥>〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」
   ネス「あ〜あ、あれは辛いや」
  マリオ「ま、ルイージも自業自得だな」
   一同「あはははははははははは!!!!」

 −キノコ狩り班 終ー



 −山登り班ー

ファルコン「うお〜、結構高いなぁ〜」
   ポポ「私達は慣れてますけど、やっぱり普通に登りますか?」
フォックス「俺は大丈夫だとおもう」
  サムス「私もスーツ着てきたからある程度は大丈夫だとおもうわ」
ファルコン「お〜し決まりだな、頂上まで一直線だ!」
   
フォックス「ほぉ〜、こりゃすげぇ崖だなぁ」
   ポポ「とりあえず、命綱いりますか?」
フォックス「俺はいらねぇ、多分じゃまになるだけだ」
ファルコン「俺も、足踏み外しても俺たちなら大丈夫だろうし」
  サムス「私も、そっちのほうがスリルありそう」
   ナナ「…みんな意外とチャレンジャーですね」
   ポポ「あぁ、僕達遠慮する必要ないかも」
ファルコン「ではさっそく行くとするか」
   ポポ「では、まずあそこのでっぱりで合流しましょうか」
  サムス「了解!」

ファルコン「おらおらおらおらぁ〜!」
フォックス「おいおい、すげぇ乱暴な登り方だなぁ」
  サムス「やれやれ、凄いんだか馬鹿なんだか」
フォックス「お、凄い、ポポ達ももうあんなところだ」
  サムス「さすがベテランね」
ファルコン「お〜い、なにのんびりしてんだ〜!」
フォックス「げ、もうあんな所までいってやがる」
  サムス「これは私達も負けてられないわね」
フォックス「じゃ、俺もスピードあげるか!」
  サムス「私だって負けないわよ!」
フォックス「とりゃ!壁げり!」
  サムス「私だって!」
ファルコン「お〜、やるじゃねぇか!俺も負けてられねぇぞぉ!」

   ポポ「うわぁ、あそこで凄い激闘が繰り広げられてる」
   ナナ「しかも時々乱闘になってるわ」
   ポポ「それにしても速いなぁ、ようし、僕達も負けてられないぞ!」
   ナナ「久しぶりに飛ばしましょうか!」
   ポポ「行くよ!ゴムジャーンプ!」

フォックス「うぉ!ポポとナナ見てみろよ!」
  サムス「な、なにあれ」
ファルコン「いったいなんちゅう動きしてるんだ」
フォックス「あれはベテランどころじゃねぇだろ」
  サムス「さすが、やっぱりスマブラ出場者ね」
ファルコン「ようし!こうなりゃ俺もフルパワーだ!」
フォックス「俺だって負けるか!」
  サムス「こうなったら私も秘密兵器!グラップリングビーム!」
ファルコン「あ、ずりぃぞ!」
  サムス「悔しかったら速く登ってくることね〜」
フォックス「ようし俺も!ファイヤー!」
ファルコン「ちくしょう!フォックスまで!」
フォックス「ははは、これは不利だな、ファルコン」
ファルコン「ぬおぉ〜!男の意地を見せてやる〜!」
  サムス「えぇ!は、速い!」
フォックス「お、ポポ達が近づいてきたぞ」
   ポポ「やりますね皆さん!でも私も負けませんよ!」
  サムス「のぞむところ!行くわよ〜!」

 − 山頂 −

   一同「はぁ、はぁ、はぁ」
   ポポ「…結局みんなほぼ同着でしたね」
  サムス「しかも、ふもとから頂上まで一気だしね」
フォックス「みんな中間点の事忘れてたな」
ファルコン「あ〜、山登りってきついんだなぁ」
   ナナ「いや、私達がきつくし過ぎたのだと思う」
  サムス「まぁあれだけ飛ばしたらそうなるわよ、ただでさえ生身なのに」
フォックス「あ〜、でも良い眺めだ〜」
  サムス「ホント、来てよかったわね〜」
   ポポ「さて、ではみんなで記念撮影しましょうよ」
ファルコン「おぉ、備えがいいなぁ」
   ナナ「毎回恒例なんです、いつもは二人だけがほとんどですけど」
  サムス「さっそく撮りましょ、のんびりしてたら日が暮れちゃうわよ」
   ポポ「はい、では皆さんそこにならんで〜」
   
   一同「はいチーズ!」

 −山登り班 終ー


 −野山駆けまわり班ー

 ドンキー「よ〜し!久しぶりに走りまわるぜ〜!」
ピカチュウ「ピカァ〜!」
  プリン「プリィ〜!」
 ドンキー「…あれ?ひょっとして俺たちだけ?」
ピカチュウ「えぇっと…そうピカねぇ」
 ドンキー「おいおい、自分で言うのもなんだけど、凄いメンバーだなぁ」
ピカチュウ「まぁ、こんなのもまたいいピカよ」
  プリン「なんか嬉しそうプリね、ピカチュウ」
ピカチュウ「普段セリフないから、今回は喋り放題ピカ!」
 ドンキー「さりげなくそんな事気にしてたんだな、ピカチュウ」
ピカチュウ「それに、プリンだって嬉しそうピカ」
  プリン「プリンは純粋に久しぶりの風景に喜んでるプリよ」
 ドンキー「まぁ、全員こういうところにはなれてるみたいだし、大丈夫だろ」
ピカチュウ「じゃぁさっそくレッツゴーピカ!」

 ドンキー「おぉ、ピカチュウはともかく、プリンもやるじゃねぇか」
  プリン「失礼プリね、寝るだけが能じゃないプリよ」
ピカチュウ「これでもプリンは強い事で有名なポケモンピカよ」
  プリン「そんじょそこらの人達と一緒にしないでほしいプリ」
 ドンキー「お、なんだこの草?変な形だなぁ」
  プリン「あ、それ触っちゃだめプリ!」
 ドンキー「へ?もしかし猛毒とか!?」
  プリン「いや、さわるだけなら平気プリけど」
ピカチュウ「たしか、すんごく辛いんだよね?」
  プリン「ちょっと食べただけで火を吐くぐらい辛いプリよ」
 ドンキー「なるほど、やばいやばい、一人だったら食ってる所だった」
ピカチュウ「あんまりつまみぐいはしないほうがいいピカよ」

  プリン「プリ?なんか視界が開けてきたプリ」
ピカチュウ「ほんとだ、木がなくなってきたピカ」
 ドンキー「おぉ〜!これは広いぜ〜!」
ピカチュウ「大きな野原ピカね〜」
  プリン「良い気持ちプリ〜、懐かしいプリ〜」
 ドンキー「そのオツキミやまって所にはこんなところもあるのか?」
  プリン「よくピッピ達の集会場として使われてたッピ」
ピカチュウ「あとでみんなにここも教えてあげるッチュ!」
 ドンキー「よ〜し!せっかく来たんだからここで遊んでいこうぜ!」
ピカチュウ「じゃぁ鬼ごっこピカ〜!」
  プリン「プリンだって負けないプリよ!」
 ドンキー「よ〜し!じゃぁ俺から鬼だ!」
ピカプリ「逃げろ〜!」

  数時間後

 ドンキー「お〜い、そろそろ日が暮れてきたぞ〜」
  プリン「プリ〜、久しぶりに遊んだプリ〜」
ピカチュウ「じゃぁ帰る?」
 ドンキー「えっと、どっちが帰り道だっけ?」
  プリン「こっちプリ、間違いないプリよ」
ピカチュウ「プリンの方向感覚は確実だから大丈夫ピカよ」
 ドンキー「よし、じゃぁ帰るか」

ピカチュウ「あれ?」
  プリン「どうしたプリ?ピカチュウ」
ピカチュウ「たしかここに変な草あったよね」
 ドンキー「あぁ、あの辛いって草ね」
ピカチュウ「面白そうだから持って帰ろうかとおもったら、もう全然残ってないピカ」
  プリン「だれかもっていったプリか?」
 ドンキー「そういえば、遊んでる途中に誰かの悲鳴が聞こえたような」
  プリン「…多分これ食べちゃったプリね」
ピカチュウ「まぁいいや、持って帰ろ〜っと」

 ドンキー「いや〜、プリンもやるもんだなぁ」
  プリン「プリンが本気になればざっとこんなもんプリ」
ピカチュウ「めったにこうならないけどね」
  プリン「普段からこんな事してたら疲れちゃうプリ」
 ドンキー「まぁ、これからはプリンも遊び仲間の一員だ!」
ピカチュウ「あ、テントが見えてきたピカよ」

 −野山駆けまわり班 終ー
  


 −山の幸食べ歩き班ー

 ヨッシー「あ、ここにも見っけ」
  リンク「それにしても良く食べるなぁ」
 ヨッシー「昔はこんな感じの生活でしたから、あんまり違和感はないですけどね」
  クッパ「少しは俺にもよこせよ」
 ヨッシー「あれ?そういえばゼルダさんは?」
  リンク「上」
ヨシクパ「上?」

 シュバッ!

  シーク「呼んだかい?」
  リンク「いや、この二人がゼルダどこいったのかな って言ってたから」
  シーク「ちょっと修行がてら、木の実取りをね」
  クッパ「お、こりゃ美味そうだ」
 ヨッシー「そうか〜、木の上にもこんなにあるんだ〜」
  クッパ「ん?木の上に地上に…とくれば!」
  リンク「どうしたんですか?いきなり地面掘りだして」
  クッパ「やっぱりあった!」
   一同「?」
  クッパ「ほれ、芋だ」
  リンク「あ、ほんとだ」
 ヨッシー「すごーい、よく都合良くありましたね〜」
  クッパ「いや、多分何処掘ってもあるとおもうぞ」
  リンク「なるほど、なんとなく分かったような気がします」
     (みなさんもこの理屈を考えてみよう 爆)

  シーク「なぁ、あの絶壁に見える黒い点、あいつらじゃないか?」
 ヨッシー「ほんとだ、え〜っと、5人いるから間違いないですね」
  リンク「なんか、やけに速い気がするのは気のせいでしょうか?」
  クッパ「いや、ありゃ〜かなりのスピードだ」
  シーク「山登りにいったのはだれだったかな?」
  リンク「ファルコン、フォックス、サムス、ポポ、ナナの5人ですね」
  クッパ「ポポとナナは分かるけど」
 ヨッシー「ほかの3人も異常に速いような…」
  リンク「俊足二人組に、気の強い女性一人ですからね」
  クッパ「なるほど、速いわけだ」
 ヨッシー「なんか、時々殴り合いしてるようにもみえるんですけど」
  シーク「にぎやかそうだな」
  クッパ「見てるだけで楽しいな、これは」


  シーク「そういえばリンク、お前集めなくていいのか?」
  クッパ「そういえば食料調達とかいってたな」
  リンク「え?ちゃんと集めてますよ」
 ヨッシー「どこに?」
  リンク「こことか、こことか、こことか…」
  クッパ「ちょっとまて、一回全部出してみてくれないか?」
  リンク「ちょっとまってくださいね」

 ドサァッ!

  クッパ「・・・」
  シーク「こ、こんなにもってたのか?」
  リンク「えぇ、まだまだ持てますよ」
 ヨッシー「…いったいどこに?」
  リンク「それは聞かないお約束」
  シーク「まぁ、さすがリンク ということにしておくか」

  クッパ「お?なんだこれは」
 ヨッシー「やけに変わった草ですね」
  リンク「なんか、見るからにヤバそうなんですが」
  シーク「あ、それはだめだ、食うとめちゃくちゃ辛いぞ」
 ヨッシー「辛い?」
  シーク「いや、辛いですまされるものじゃないかも」
  リンク「とりあえず、触らぬ神に祟り無し、ですよ」
  シーク「それが賢明だ。これはある意味毒だ」
 ヨッシー「それにしても詳しいですね」
  シーク「忍者道具の一つだ、目潰しなんかによく使う」
  リンク「…それが目に入ると?」
  シーク「三日は光の無い生活だな」
  クッパ「…怖いな」
  シーク「とりあえず、さわらないのが賢明だ」

  
  リンク「さて、そろそろ日が暮れてきましたよ」
  クッパ「そろそろ戻るか」
 ヨッシー「やっぱり山の食べ物は美味しいですね」
  リンク「シーク、ちょっと帰り道を調べてくれないか?」
  シーク「ちょっとまってろよ」

  シーク「あっちだ、テントが見えた」
  リンク「よし、では帰りましょうか」

 ー山の幸食べ歩き班 終ー


 そして一同集合

  リンク「よし、全員集まりましたね」
フォックス「いや〜、疲れた、久しぶりに白熱した〜」
  ゼルダ「遠くから見えたけど、ほんと白熱してたわね」
  マリオ「こっちもある意味白熱だったけどな」
ピカチュウ「そうそう、ぼくこれ拾ってきたピカ」
カビルイ「げ」
ファルコン「なんだそれ?」
 ドンキー「食ってみるか?」
ファルコン「どれどれ」
 ヨッシー「だめですよ! あ〜あ、遅かった」

 パクッ

ファルコン「…ちょっと辛いな…」
カビルイ「へ?」
  ゼルダ「それだけ?」
ファルコン「あぁ、確かに辛いけど、俺にしたら普通だ」
  マリオ「俺にしたら?」
ファルコン「俺、辛いものは基本的に平気なんだよ」
 カービィ「え〜、いいなぁ」
ファルコン「そのかわり甘いものはてんでダメだけどな」
ピカチュウ「ちえっ、作戦失敗ピカ」
 ルイージ「なんだ、面白くない」


  リンク「さて、ご飯できましたよ〜」
 ドンキー「まってました!」
 カービィ「おなかペコペコ〜」
  リンク「リンク特製、山の幸鍋です!」
  マリオ「おおぉ〜!!」
  サムス「これは美味しそうね〜」
  クッパ「けど、カービィとか考えたら、少なくないか?」
  リンク「大丈夫、まだまだありますよ」
ファルコン「お〜いリンク、さっきの草すりつぶしてくれないか?」
  マリオ「なにに使うんだ?」
ファルコン「いや、かけてくったら美味そうだな って」
 ルイージ「…マジかよ」
  ゼルダ「よ、よくそんなことできますね」
  プリン「…鬼プリ」


  マリオ「あ〜、食った食った〜」
  サムス「わぁ〜、星が綺麗ね〜」
ピカチュウ「そうだ!あの場所を教えてあげるっチュ!」
 ドンキー「あぁ、あの場所ね」
  ピーチ「あの場所?」
ピカチュウ「途中で見つけたの、とっても広い広場」
 カービィ「わ〜い、行こう行こう!」

 
  リンク「へぇ〜、これは凄い」
   ポポ「星がいっそう綺麗に感じますね〜」
フォックス「そうだ!ここでキャンプファイヤーしないか?」
   ネス「賛成〜!」
  リンク「じゃぁ、ちょっと木を2〜3本拝借して…」
     (小説だからできる事です、実際やるのはマナー違反ですよ)
  リンク「よし、組み立て完了」
  クッパ「点火はまかせな!」

 ボォォォォォォォォォ〜〜

  サムス「わぁ〜、綺麗〜」
 ヨッシー「やっぱキャンプといったらこれですね〜」
  ゼルダ「素敵ね〜」
  プリン「眠くなってきたプリ…」
ピカチュウ「僕も…」
  ピーチ「あらら、寝ちゃったわね」
  リンク「とりあえず、燃え尽きるまで、ゆっくりしてましょうか」


  サムス「今日もまた忙しい日だったわね〜」
  ゼルダ「けど、やっぱりこういうのはいいものね」
  リンク「さて、では帰りましょうか」


 ドンキー「キャンプ場到着〜」
  マリオ「さて、今からどうするか」
   ポポ「私達はもう寝ますね」
  リンク「じゃぁ、もう寝たい人はあのテントで、って事で」
   ナナ「おやすみなさい」
ファルコン「はっはっは!やっぱキャンプは夜が本番だ!」
フォックス「あれだけ燃えといて、まだ本番じゃなかったのか…」
  サムス「はいはい、馬鹿はおいといて、私達は私達で楽しみましょうか」
  ゼルダ「そうですね」

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 そして、あるテントでは静かな寝息が。
はたまた、別のテントではやかましい男達の枕投げが。
さらには、別のテントでは女同士でのおしゃべりが。
こうした中、またはちゃめちゃ1日が過ぎていくのでした…