記事入力 : 2010/10/26 08:38:29
野球:今季MVPにロッテ李大浩
ロッテ李大浩(イ・デホ)=28=のための日と言っても過言ではなかった。初の最優秀選手(MVP)に加え、打撃7部門で頂点に輝いた。表彰の際、トロフィーが多すぎて手にすることができないほどだった。
李大浩は「ここに来るまで10年かかった。MVPに選ばれたのはうれしいが、成績を維持するのがさらに難しいと思う。所属チームがまだ一度も優勝していないため、来年はぜひ優勝したい」と笑顔で話した。
李大浩は25日、インターコンチネンタル・ホテル(ソウル市江南区)で行われた2010プロ野球MVP投票で、92票中59票を得て、シーズンMVPに輝いた。柳賢振(リュ・ヒョンジン)投手(ハンファ)は30票、金広鉉(キム・グァンヒョン)投手(SK)は3票に終わった。
李大浩は今季、本塁打(44本)、最多安打(174本)、打率(3割6分4厘)、打点(133打点)、得点(99得点)、長打率(6割6分7厘)、出塁率(4割4分4厘)の部門で1位に輝いた。本塁打王がMVPを獲得したのは16人目だ。
李大浩は受賞後、「2006年に柳賢振に負けたときは悔しかった。打撃4部門で1位になり、MVPに選ばれなかったのは僕しかいないと思う。あのときの悔しさを晴らすため、この場に立ちたかった」と話した。
新人王は、92票中79票を得た斗山の梁義智(ヤン・ウィジ)捕手(23)が選ばれた。梁義智は今季、打率2割6分7厘、20本塁打をマークした。梁義智は2006年に斗山入団後、3試合だけ出場し警察庁に入庁し、今季チームに復帰した。
チョン・セヨン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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