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飼育頭数、埋却地把握できず…口蹄疫対策 全国机上演習で自治体“苦戦”

2010.10.25 21:06

 宮崎県での口蹄(こうてい)疫発生を受け農林水産省と全国47都道府県が実施した机上防疫演習で、感染拡大防止に必要な発生農場周辺の飼育頭数などの把握を迅速に行えなかった自治体が6つあるなど、防疫体制が不十分な自治体があることが明らかになった。25日に開かれた農水省の防疫検討会で報告された。

 演習は9月24日、各都道府県の1農場で口蹄疫が発生したとの想定で実施。都道府県は農水省から発生農場の連絡を受け、同日夕までに対応を報告した。

 検討会には都道府県の担当者らが参加。殺処分後の家畜の埋却地について、発生農場が確保しているかを把握していないケースが10自治体で、発生農場周辺にある農場の地図が作成できないケースが1自治体であり、防疫に必要な最新情報がつかみきれていない自治体もあった。

 農水省は「不十分な部分があったところは、できているところを参考にしながら改善に努めてほしい」としている。

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