記事入力 : 2010/10/26 08:03:05
ソウル市民の45%「お金より余暇を優先」
ソウル市民の約半数は、お金をさらに稼ぐために仕事を増やすよりも、余暇を楽しみたいと思っていることが分かった。ソウル市が25日、ソウル・サーベイなどの資料を分析し発表した『ソウル市民の余暇文化生活統計』によると、15歳以上のソウル市民のうち、「収入のために仕事を増やすより、余暇がほしい」という回答者が45%を占めた。「収入を増やすためにお金を稼ぐのが好きだ」という回答は18%に過ぎなかった。
また、統計庁による昨年の生活時間調査の結果を見ると、10歳以上のソウル市民が、一日のうち必須時間(睡眠、食事など)と義務時間(仕事、学習など)以外に余暇を楽しんだ時間は、週末が6時間22分、平日は4時間28分と、5年前の調査と比べ、それぞれ1分と17分減少した。
ソウル市民は週末の余暇のうち、42.1%に当たる2時間41分をテレビ視聴などメディア利用に当て、趣味活動や遊び(58分)、交際活動(48分)、散歩や登山などスポーツ活動(43分)、宗教活動(30分)などに使っていた。5年前に比べメディア利用は18分、交際活動は8分、読書など趣味活動は15分ずつ減少したが、スポーツ活動は14分、自己啓発のための学習時間は3分増加した。
張一鉉(チャン・イルヒョン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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