透水・五十嵐

私に最初に連絡してきたのは、この五十嵐です。
いかにも田舎のじいさん、という雰囲気で、訛りもひどくなれなれしいので
最初から一切取引をするつもりはありませんでした。

しつこく電話がかかってくるので、こちらも色々な理由を付けて卸せないと断り続けました。
電話のしゃべり方で「とにかく切羽詰っている」という印象がありありとわかったのです。
でも私は勘違いしていました。
その時切羽詰っている、と感じたのは

「資金繰りが苦しく、他の業者が商品を卸していないのだろう」

と思ったのです。だからこれだけしつこいんだろう、と。
でも今から考えると「詐欺を手っ取り早く完了させるために、とにかく商品を短期間にかき集めたかった」から焦っていたんでしょう。

この時、私は有償サンプルを送っています。
結果的にその行動で、五十嵐の自宅の住所がわかりました。

〒326-0822
栃木県足利市田中町921-4　ハイツブルースカイ103
携帯　090-7833-2288

ただし、五十嵐の名前はわかりません。荷物をおくる時に名前を確認したところ
「いや、名前無くても届くから」の一点張りでした。

10月3日の時点で、まだ携帯には本人が出ます。
結局有償サンプルの代金は入金していません。

この透水や五十嵐のキーワードで調べると、丸幸フーズ（足利市）や他の名前も出てきます。
どうやら福田千代吉とつながりがあると思います。

丸幸フーズに「今村大吉」なる人物がいたようなのですが、福田千代吉も丸幸フーズにいました。
丸幸フーズは、その後「河祥」と名前を変え、現在透水になっているようです。

透水の代表者は今村ではありません。「山田　学」なる人物です。