１０種目採用に前向き、ＩＯＣ　ソチ五輪、決定は来春

　【アカプルコ（メキシコ）共同】国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）は２５日、メキシコのアカプルコで開いた理事会で２０１４年ソチ冬季五輪の新種目を審議し、ノルディックスキーのジャンプ女子やフィギュアスケート団体など計１０種目を採用する方針をまとめたが、最終決定については来春に先送りした。

　この冬に開催される各種目の世界選手権で競技レベルなどを再確認した上で、ＩＯＣのロゲ会長が最終判断する。

　採用に前向きと判断されたのはこのほか、男女スキー・ハーフパイプ（ＨＰ）、男女スキー・スロープスタイル、男女スノーボード・スロープスタイルとバイアスロン混合リレー、リュージュ団体。アルペンスキーのチームパラレルについては採用が見送られた。