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亀海、反省金星…17連勝も「世界遠い」

 2回、アルファロに右フックを打ち込む亀海喜寛(右)=両国国技館(撮影・三好信也)
 2回、アルファロに右フックを打ち込む亀海喜寛(右)=両国国技館(撮影・三好信也)

 「プロボクシング10回戦」(24日、両国国技館)

 日本Sライト級王者・亀海喜寛(27)=帝拳=が、元WBA世界ライト級王者アルファロ(ニカラグア)を6回KOで破った。6回に連打を浴びせてダウンを奪い、テンゴングを聞かせた。これでデビューからの連勝を「17」(15KO)に伸ばした。

 初の大舞台となる今試合を「負けられないテストマッチ」と位置付けた亀海。試合3週間前に背中と右肩を痛め、満足にスパーリングができずに臨んだ一戦だったが、持ち前の馬力で元世界王者を追い込んで“金星”を挙げた。

 今後は保持する日本王座の防衛を軸に試合を行いながら、世界戦の機会をうかがっていく。「会場が大きくて気持ちが盛り上がった。試合には勝ったけど、内容はまだまだ。これでは世界は遠い」と反省を交えながら振り返った。

(2010年10月24日)






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