2010年10月24日

紺野あさ美が環境を語る

元モーニング娘。で女子アナ内定が決まった紺野あさ美が環境シンポジウムにゲストとして登壇した。紺野のコメントによって環境問題がが身近に感じられた。硬派なテーマも受け手が身近に感じられるようにすることな、アナウンサーに求められることである。
コクヨのオフィスについて、緑のあるオフィスは素敵。外での会議は楽しそう。自ら実施しているの環境への取り組みを質問されると、エコバックを使用していると答えた。最近のエコバックには、かわいいものがある。そのようなエコバックならば使用が楽しい。どれだけ楽しくエコができるかが大事。
中野アナはフジテレビではゴミの分別が厳しくなった。できなければ部署毎に張り出される。ホッチキスのゴミが多い。
環境という硬いテーマで、企業や社会レベルの話題にも言及された指摘されたシンポジウムであったが、紺野のコメントで貴重な消費者目線が加わった。
この点は登壇者の中で世代的には近い中野アナとも対照的であった。中野アナは自分の仕事上の話題であった。現代のような工業化社会では人は死ぬまで消費者としての側面を持つが、日本では、消費者よりも職業人としての意識が強くなりがちである。それが会社人間や社畜という歪んだ存在を生み出す一因となった。紺野のコメントは社会人となる前の学生ならではの視点である。一方で紺野はモー娘。として社会人経験もある。それにも関わらず、消費者目線で語れる点は素晴らしい。これは女子アナになっても持ち続けて欲しい。
紺野はモー娘。時代からバラエティーに強く、女子アナとしてもバラエティー要員として期待したくなる。これに対して、テレビ東京はバラエティーへの出演は封印し、ニュース読みとしての本来的なアナウンサーの育成を目指していると指摘された。
紺野のバラエティー的な面白さは、いじられキャラ的なものである。これはアイドルとしては良いが、芸能人の面白さを引き出す役回りのアナウンサーとしては疑問である。この点でスケジュールの都合とのことであったが、当初計画されていた福引き抽選は行わず、環境シンポジウムには参加した紺野の選択は合理性がある。
posted by 林田力『東急不動産だまし売り裁判』 at 18:31| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース・時事問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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