米国から帰国した斎藤は報道陣の取材に笑顔で答える=成田空港
大リーグ・ブレーブスを解雇になった斎藤隆投手(40)が24日、来季もメジャー優先の意向を表明した。この日、成田空港に帰国し「基本的にはアメリカ優先で変わりはない。(日本国内でプレーする可能性について報道されるのは)むしろうれしいが、今はもしかしたら(日本の)方向も頭の中にはない」と戸惑い気味に話した。
今季は主に中継ぎで56試合に登板し、2勝3敗1セーブ、防御率2・83。40歳で日本人初の白星もマークしたが、9月に右肩を痛めた影響でプレーオフの登板チャンスはなかった。「完ぺきなシーズンはない。反省ばかり」と総括し「肩、ひざ(の故障)は毎年シーズンが終わるころに出てくる。来年はいけると思う」と不安なしを強調。今後については「温泉などで体の手入れをしたい」と話した。
(2010年10月24日)