書斎魔神傑作創作集

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書斎魔神が2ちゃんねるで発表した「プロフェッショナルな香り漂うシノプシス及びシナリオ」集です。

目次

ダーティーハリー6 ハリー地獄の挨拶 || 怪獣ハンター修正稿 || 「海人の怒り」修正稿 || 「魔法の石」修正稿 || 「妖怪の山」修正稿 || ウルトラセブン最終回 「流れ星に消えた愛」(「史上最大の侵略」改題) || 春休み特別企画第3弾 「穴掘り少年」(「怪獣使いと少年」改題) || 「続耳をすませば〜ぽんぽこ狸の唄が聞こえる」(仮題) || 「必殺仕置人 明治疾風怒涛編」(仮題) || 「恐怖のスーパーカミオカンデ」(準備稿)

ダーティーハリー6 ハリー地獄の挨拶

あらすじ
警官を引退し、アパルトマンにひとり暮らしのハリー・キャラハンだが、
いまだに射撃の練習とウエートトレーニングは日課のようにしていた。
サフランの街では、凶悪な少年犯罪が続発。
中でもバンスをリーダーとする「シャンハイ団」の凶悪ぶりは目を覆うばかりだ。
バンスは、少年法の規定により過去に凶悪な殺人を犯しながらも短期で釈放されて
いたのだ。
ある日、キャラハンを、元上司で現在は公安委員のグレイが訪問する。
キャラハンに警察学校の臨時講師を頼みに来たのだ。
法の無力さ、特に過度な少年犯罪者保護に疑問を感じているキャラハンは、
法の番人である警察とは距離を置きたいと考え、この申出を断る。
グレイは、キャラハンの家からの帰宅途中に立ち寄ったコンビ二で「シャンハイ団」
に襲われ、店主や他の客と共に惨殺される。
翌日のニュースでこの事実を知り、怒りに震えると共に少年犯罪者を跋扈させる結果を
招いている「法」に暗澹とした気持ちになる。
隣に住む母子家庭(黒人)の長女セシーは、キャラハンにほのかな想い寄せていたが、
塾の帰りに「シャンハイ団」に襲われ、強姦されたうえ惨殺される。
彼女を娘の如く思っていたキャラハンにとり、怒りが遂に臨界点を超えた。
相棒の44マグナムを携え、夜のサフランの街に乗り込んでいく。

キャッチコピー
法に年齢制限があっても、44マグナムのターゲットに年齢制限は無い。


怪獣ハンター修正稿


CM明け
ムサシ「ウワッー」カオスネルドランドの怪光線がムサシを襲う。
その時、ムサシの体が光に包み込まれた。
「トオ―!」、ウルトラマンコスモスだ!
カット

「ウガ―!」怪獣の怪光線の直撃により、身をのけぞらせるコスモス

その時、地上にひとりの男の姿が、ナガレだ!
ナガレがロケットランチャーを怪獣にロックオンする。
「みどり…」、死んだ妹の名を口にしながら、発射した。

ロケットランチャーが、怪獣の顔面に命中する。
「グオー」、地響きをたてて倒れる怪獣
「オッ!」、思わず怪獣に駆け寄るコスモス
既に息絶えている怪獣に悲しげな視線を送るコスモス

立ち去ろうとするナガレ
「ナガレさん!」、変身を解いたムサシが声をかける。
ナガレ「おお、坊主、無事だったか。」
無言だが、何かナガレに言いたげなムサシ
「坊主、お前が俺に言いたい事はわかる。だが、これだけは憶えておけ、
人は何かを犠牲にしなければ、何も守ることは出来ないって事だけはな。」
ナガレ立ち去る、無言で見送るムサシ  EDへ


「海人の怒り」修正稿

OP、CM明け

ナレーション
太平洋沖で謎の海底地震が続発していた。
調査依頼を受けたチームアイズは、シノブ、フブキ両隊員が潜水艇で調査に派遣した。

シノブ「地震の震源は確かにこの辺ね。」
フブキ「シノブさん!あれは…」
2人の目の前な巨大な石像が現れる。
シノブ「謎の海底古代文明のものに間違いないわ」、真剣な表情で言う。

チームアイズ本部 ヒウラ「どうした。何かわかったか?」
シノブ「謎の海底古代文明の石像を発見しました。」
ヒウラ「なに!すぐにスクリーンに照射しろ」
シノブ「ラジャー!」
本部のスクリーンに巨大な石像が写し出される。
ムサシ「これは…」思わず絶句する。
ヒウラ「ムサシ、どうした何か気付いたことでもあるのか?」、怪訝そうな表情で聞く
ムサシ「いいえ…何でもありません。」
(ムサシ独白「もしあれがノンマルトのものだとしたら、しかし、そんなはずが…」)
アヤノ「間違いありません。謎の海底古代文明の遺跡です。」

その頃、ドイガキ隊員は特別休暇をとり海岸で釣りをしていた。
海岸の近くの洞窟では城南大学の遺跡調査行われている。

若い調査員「レイコさーん!こんなものありましたよ。」、アホ貝を差し出す。
吉井は、不思議そうにアホ貝を手に取る。

ドイガキ「レイコさん…ですね。」
吉井「あら」、顔に懐かしそうな表情が浮かぶ。
ドイガキ「発掘ですか、偶然ですね。僕も休暇で釣りに来てたとこなんです。」
少し、もじもじして恥ずかそうなドイガキ
吉井「偶然ですかしら?そうだとしてもアタクシとても嬉しくてよ。」
急に全盛期の原節子のような口調になる吉井。

その時、海岸一帯に地震が起こる。
ドイガキ「ここは危ない、早くこっちへ」、吉井を連れ避難する。

突如、海底から海人の石像が現れる。
「うわー!大変だ!」、逃げ惑う人々。

                                   つづく


前回までのあらすじ
太平洋沖で謎の海底地震が頻発していた。
調査に向かったシノブとフブキの前に巨大な海人の石像が現れる。
シノブは、石像を謎の古代海底文明の遺跡だと気づくのだった。
海底から石像が動き出し、休暇中のドイガキと遺跡調査中の吉井に
危険が迫る。

フブキ「石像が石像が動き出しました!」
ヒウラ「なに!ムサシ出動だ。」
ムサシ「はい!」

石像が、ドイガキと吉井に迫る。
「危ない」、危うく避ける2人。

ムサシとヒウラの飛行機が到着する。
ムサシ「あれが…あれが…ノンマルトだとでも言うのか」
ヒウラ「ムサシ攻撃だ」
ムサシ機は攻撃しょうとしない。
ヒウラ「どうしたムサシ」
ムサシ「…・・」

石像が再び、ドイガキと吉井に迫る。
吉井が無意識のうちにホラ貝を石像に向けてかざす、石像が動きを止める。
ドイガキ「そうか、わかったぞ、この貝が石像を封じ込めていたんだ
レイコさん、石像に向けて貝をかざしつづけるんだ。」
吉井「よくてよ」、貝を石像に向けかざしつづける。
石像が2人に向け再び動きだす。
ドイガキ「なぜだ…・」

ムサシ「まるでノンマルトの怒りが乗り移ったような石像の動きだ。
1度封印を解かれた怒りを止めることはできないんだろうか」

石像がムサシ機に怪光線を発射する、命中する。
ヒウラ「ムサシ!」
ムサシ機は炎上しながら、墜落、ウルトラマンコスモスが現れる。
                                    つづく


前回までのあらすじ
海岸に突如現れた謎の海底古代文明の石像。
ドイガキと吉井に危機が迫る。
ヒウラとムサシが出動するが、石像への攻撃を躊躇するムサシ。
ドイガキは吉井の持つ貝が封印だと気づくが、
この効果も一時的なものに過ぎなかった。
その時、撃墜されたムサシ機から、ウルトラマンコスモスが現れた。

ドイガキ「ウルトラマンコスモスだ!」
吉井「そうね。」

コスモス「ダッ―!」、石像に飛びかかる。
石像とコスモスの激しい戦闘が続く。
石像のパンチが、コスモスに炸裂する。
「イタッー!」、思わず倒れ込むコスモス
「ピーコン、ピーコン…」激しく点滅するカラータイマー

石像が再びドイガキと吉井に向かう。
「イテッテラー、ダッー!」、石像に向け怪光線を放つコスモス
石像がガス大爆発を起こす。
「シュワッチ!」、大空に向け飛び立つコスモス。

変身を解き、ひとり海岸に佇む武蔵。悲しげに海を見つめている。
「ムサシーーーーーーーーーーーーーーーーー」、アヤノが駆け寄ってくる。
「アヤノ」、ムサシの表情に笑みが浮かぶ。
固く抱き合う2人。

ナレーション 背景には穏やかな海を写し出している。
謎の石像は、ウルトラマンコスモスとチームアイズの活躍により倒され、地上には
平和が戻りました。
しかし、謎の石像は本当に海底古代文明の遺跡だったのでしょうか?
全てが灰燼に帰した今、海は穏やかにに沈黙して我々に何も答えてはくれないのです。
EDへ

来週をお楽しみに

「魔法の石」修正稿

怪獣飛散後のシーンから

「ピーコン!ピーコン!ピーコン!ピーコン!ピーコン!…・・」
激しく点滅するカラータイマー。

飛び去ろうとする空飛ぶ円盤
「グワッ!」、円盤を睨み付けるコスモス
「ダアッ―」、円盤に向けて怪光線を発射するコスモス

ドカーン!、円盤がガス大爆発を起こす。

「シュワッチ!」、コスモスが大空に向かい飛び去った。

地上では気絶から醒めたシノブ、カワノ博士、フブキがこれを見ている。

フブキ「ウルトラマン…・」
カワノ「…コスモスか。」
シノブ「いいところに出て来やがる。」  EDへ

来週もお楽しみに。

「妖怪の山」修正稿


CM明け
フブキ「よし、俺が1発で仕留めてやる。」
シノブ「待って!子供たちが……」
フブキ「畜生、これじゃあ無理だ」

ヤマンバが巨大化する。グーン、グーン!
マハゲノムがヤマンバを押し倒す。ドーン!
子供たち「あっ!ヤマンバが!」

村長「いかん、引けい!引けい!村の守りを固めるのだ。」
志村喬風に叫ぶ。
駐在「このままじゃ、子供たちが危ねえ」、駆け出そうとする。
村長「菊千代!引けい!引けい!」、興奮してわけのわからないことを叫ぶ村長。

ムサシ「チエーーーーーーーンジ!」、ウルトラマンコスモスに変身した。
コスモス「ダッ!」
シャバダバのBGMが流れる。

コスモス「トオー!」、マハゲノムに飛びかかる。
バシーン、コスモス投げ飛ばされる。
コスモス「ウッ」、打ち所が悪くうずくまるコスモス。
ピーコン!ピーコン!ピーコン!…激しく点滅するカラータイマー。
マハゲノムが子供たちに迫る。
子供たち「きゃー!助けて」
ヤマンバが最期の力を振り絞り、マハゲノムに抱きつく。
ビィーン、ビィーン、エネルギーを吸収している。
バカーン!バカーン!マハゲノムがガス大爆発のような大爆発を起こす。
爆発の後にヤマンバの姿は無い。
コスモス「シュワッチ!」、大空に向け飛び去った。

山中、変身を解いたムサシ。
戦いでエネルギーを使い果たしたヤマンバが息絶えている。
ムサシ「子供たちを守るために…君は…」
ムサシの頬に一筋の涙が流れる。


神社の前にアヤノと子供たちがいる。
そこにムサシがやって来る。
アヤノ「ムサシ!無事だったのね。」
さくら「ヤマンバは、ヤマンバはどうしたの?」
ムサシがアヤノの目を見てうなずく、アヤノもうなずき返す。
ムサシ「さくらタンハニャ―ン!」、子供たちを元気付けるためギャグを飛ばすムサシ。
ムサシ「山へ帰ったよ」
さくら「もうヤマンバには会えないのかしら」
ムサシ「そんなことはないよ。またいつか会える、きっと会える。」
ムサシ独白
「ヤマンバは君たちの心の中に生きているんだ。永遠に」  ED

ウルトラセブン最終回 「流れ星に消えた愛」(「史上最大の侵略」改題)

春休み特別企画第1弾 
ウルトラセブン最終回 「流れ星に消えた愛」(「史上最大の侵略」改題)
脚本 ウルトラマンコスモス&金城哲夫

CM明け
ピー、ピー… 電話が鳴る。キリヤマが電話を取る。
キリヤマ「作戦室でーす。なに!…そうか。」
クラタ「どうした?」
キリヤマ「一般ピープルから通報があった。ダンがみっかったそうだ。」
クラタ「ファッハ、ファッハ、フアッハ…(笑い声)」
キリヤマ「なに!(クラタ=バルタン?)」腰の拳銃に手をやる。
クラタ「恐くなったんだよ。あのヴォケは。」
ソガ「あなたはダンは御存知無いんだ。そんな男じゃあない。」

その頃、少年の家を逃げ出したモロボシダンはドコモで作戦室のやり取りを見ていた。
決心したようにウルトラアイを取りだし変身しょうとする。
キューン。ポインターが止まる。
ダン「うっ」
ポインターからアンヌが降りてくる。
「実相寺アキオ君という子が教えてくれたの、ダンがここにいるって、なぜ逃げたりしたの?」
ダン「アンヌ…」
ポインターの影に隠れて2ちゃんねらーが2人の様子を見ている。
2ちゃんねらー「アンヌタンハァハァハァ…」

ダン「アンヌ、僕はね、僕はね、人間じゃあないんだよ。
   M78星雲から来たウルトラセブンなんだよ!」
2ちゃんねらー「キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
ダン「びっくりしたかい。」
アンヌ「いいえ、ダンはダンじゃない。例えウルトラセブンでも…」
2ちゃんねらー「アンヌタンハァハァハァ…」
ダン「ありがとう。アンヌ。でも僕は逝かなければならないんだ。」
アンヌ「……」
ダン「明けの明星が輝く頃、ひとつの光が宇宙に向かって飛んでいく。それが僕なんだよ。」
アンヌ「ダン!逝かないで!」
ダン「アマギ隊員がピンチなんだよ、ダッ!」
                                  つづく



春休み特別企画第3弾 「穴掘り少年」(「怪獣使いと少年」改題)

脚本 ウルトラマンコスモス&上原正三

CM明け
米屋の店頭。
米屋のババア「悪いけどよそで買ってくれない。あとで色々言われるの嫌なのよ」
良少年、うらめしそうにババアを見ている。
米屋の娘「あっ、降って来ちゃった。」
良があきらめて帰ろうとする。娘が追いかけてくる。
米屋の娘「よいしょ」米袋を差し出す。
良「同情なんかしてほしくないな」
米屋の娘「あげるんじゃなくてよ。売ってあげるのよ。」
良、金を払う。
良「ありがとう。お嬢さん、すまんですなあ。」
米屋の娘「だってうち米屋だもーん!」
良去る。
米屋のババア「嫌だねえ。あの子また来るよ。」
米屋の娘「お母様、だってうち米屋だもーん!、
     でもあの子やっぱり2ちゃんねらーなのかしら?」

金山と良の住んでいる廃屋。
良「おじさん!ライス買って来たよ。あっ!」
2ちゃんねらーと一緒に郷がいる。
郷「GO!GO!郷でーす!君が良君だね。」
2ちゃんねらー「もういいんだ。全て郷隊員に話してしまったよ。
        私の命もどうせ長くはないんだから」
良「おじさん、そんなこと言わないでよ。一緒に2ちゃんに逝くって約束したじゃあないか」
涙声になる良。

外で多くの人声が聞こえて来る。
郷「いけない一般人だ。」
郷と良は外へ飛び出す。後に2ちゃんねらーも続く。
郷「待ちなさい!この人は2ちゃんに帰りたがっているんだ。帰してあげなさい。」
一般人「MATが2ちゃんねらーの味方をするとはとんでもない話しだ!
     殺っちゃれ!殺っちゃれ!」
郷「やめなさい!うっ」
良「おじさん!出てきちゃあ駄目だ!」
一般人が郷と良をタコ殴りする。
2ちゃんねらー「待ってくれ、2ちゃんねらーは私だ。その子は関係無い」
醜い2ちゃんねらーの姿に思わず息を呑む一般人。
ポリス「氏ね!」2ちゃんねらーに向かい銃を発射する。ズドーン!
茫然とする郷と良のストップモーション
2ちゃんねらー「うっ、2ちゃんねらーは私だ。私が2ちゃんねらーだ。その子には…」
ポリス「氏ね!氏ね!」ズドーン、ズドーン!
良「おじさーーーーーーーーーん!」
                               つづく


良「おじさーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!」
良「モデムを掘り出して一緒に2ちゃんねるに逝く約束だったじゃあないか」
その時、怪獣ムルチンが地中から現れる。
ムルチン「ガオー!ガオー!ガオー!」
一般ピープル「うわ=!怪獣だ!MAT助けてくれ!」
郷「勝手な事を言うな、まるで2ちゃんねらーの怒りが乗り移ったようだ」
チャリン、鈴の音、郷が振り向くと虚無僧姿の伊吹が立っている。
郷「隊長!」
虚無僧「郷、街が燃えているぞ」
郷、何事か気付いたように駈けだす。
べルトの風車によりウルトラマンジャックに変身する。
ジャック「ダアッ!」
シャバダバのBGMが流れる中、ジャックとムルチンの激しい戦いが続く。
背景は土砂降りの雨である。
ジャック「キッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーク!」
ジャックのキックがムルチンの土手っ腹に炸裂する。
ドカーン!

場面転換。穴を掘りつづける良少年。
郷「あの子はいつまで掘り続けるつもりなんでしょう。。」
虚無僧「きっとモデムが見つかるまでやめんだろう。」

END


「続耳をすませば〜ぽんぽこ狸の唄が聞こえる」(仮題)

登場人物
霞  雫と聖司の子(長女)
清司 雫と聖司の子(長男)
雫  作家兼主婦
聖司 バイオリン工房社主
バロン

バロンをナビゲーターに霞・清司の姉弟は、故郷多摩の血塗られた歴史を知ることになるが・・・

「必殺仕置人 明治疾風怒涛編」(仮題)

723 名前:ミステリ板住人 投稿日:03/06/10 (火) 19:21 ID:2xcFqy9d

「必殺仕置人 明治疾風怒涛編」(仮題)
第一話「地獄を見た男」

1 小屋
炎に包まれる主水、意識が遠のいて行く。(オーバーラップする画面)

2 地獄風景 
(このシークエンスは、BGM無し、夢とも現実とも区別がつかないシュールな
感じの映像で)
血の池地獄に沈んでいく亡者たち、池の横で磔になり息絶えている罪人たち…
背景は針の山、そこに倒れ込む亡者たち、
血の池地獄の横に倒れていた主水が目を覚ます。
以下の主水の台詞は全て内心の独白。
主水「…ここは…ここはどこでぇ…」
主水が周囲を見回し、磔になった罪人の屍に気付く。
一瞬、主水の顔に恐怖と驚愕の表情が浮かぶが、すぐにあきらめきったような醒めた表情に変る。
「八丁堀」、と主水の背後から呼びかける声、驚いて振り向く主水。
念仏の鉄(初期のスキンヘッド)が、針の山を背景に、
薄っすらと笑みを浮べながら立っている。
主水「鉄…おめぇ、とっくに死んだじゃなかったのか…」
鉄は、無言で笑みを浮べて主水を見ているのみ。
主水「そうか…おめぇがいるってことは、ここは…」
キャメラがズームになり、地獄風景を背景にして、向き合う主水と鉄を写す。
鉄「八丁堀、あんたは、まだここに来るには、少々早過ぎるみたいだぜ」
(鉄の唇は動いておらず、相変わらず笑みを浮べたままである)
主水「なんだと、いったいこりゃあ…」
大音響と共に地獄風景が反転する。亡者たちの悲鳴が響く中、再び気を失う主水。
                                 つづく

「恐怖のスーパーカミオカンデ」(準備稿)

334 名前:ミステリ板住人 投稿日:03/08/24 (日) 21:07

試しに書いてみました。
「恐怖のスーパーカミオカンデ」(準備稿)
スーパーカミオカンデの前に佇む小柴。
小柴「ふはっはっはぁ・・(不気味な笑い)、このスーパーカミオカンデでさえあれば、
   世界は私の手に落ちたも同然だ」
田中「小柴博士!…あなたはいったい…」
小柴が不気味な笑みを浮べながら、振り向く、
小柴「やはり君だったのか田中君、どうだね、私と一緒に世界征服の絵を
  描いてはみんかな?」
田中「博士…あなたは間違っている・・」
小柴「なに!」(怒りの表情に変わる)
「田中君、もう遅いのだよ」、どこからともなく車椅子の男が現れる。
田中「ホーキング博士…」(驚きのあまり絶句する)
                            つづく

666 :ミステリ板住人 :03/08/25 (月) 19:25
「恐怖のスーパーカミオカンデ」(準備稿その2)
スーパーカミオカンデの前に佇む小柴。
小柴「ふはっはっはぁ・・(不気味な笑い)、このスーパーカミオカンデでさえあれば、
   世界は私の手に落ちたも同然だ」
田中「博士…あなたは間違っている・・」
小柴「なに!」(怒りの表情に変わる)
「田中君、もう遅いのだよ」、どこからともなく車椅子の男が現れる。
田中「ホーキング博士…」(驚きのあまり絶句する)
「グワッ!」、田中を睨み付けるホーキング博士
「ダアッ―」、田中に向けて怪光線を発射するホーキング博士
ドカーン!、田中がガス大爆発を起こす。
「シュワッチ!」、ホーキング博士が大空に向かい飛び去った。
スーパーカミオカンデの前で小柴がこれを見ている。
小柴「ホーキング博士か、いいところに出て来やがる。」  EDへ
来週もお楽しみに


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