蓮舫氏、苦しい答弁連発　ファッション写真撮影で

参院予算委に出席した蓮舫行政刷新相 Photo By 共同

　蓮舫行政刷新担当相は２５日の参院予算委員会で、国会議事堂でのファッション誌の写真撮影をめぐり厳しく追及され、苦しい答弁が続いた。

　自民党の森雅子氏が「宣伝、営利目的だ」とただしたのに対し「議員活動の範囲を超えたもので率直におわびする。今後このようなことがないように自分自身を戒めたい」と神妙に陳謝した。

　しかし森氏は、蓮舫氏が参院事務局に提出した撮影許可願に「議員活動の記録のため」と記入したことを挙げ「虚偽だったのか」とさらに追及。蓮舫氏は「申請したときには議員活動の一環と思っていた」と答弁し、野党側が反発して審議が一時止まった。

　さらに許可願の記入をめぐり１４日の同予算委で「事務方から示唆をいただいた」と述べたことの事実関係を問われ、蓮舫氏は「示唆という言い方は適切だったと思っていない」と軌道修正した。

[ 2010年10月26日 ]