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破格条件提示にも後藤「FA宣言はします」…オリックス

FA宣言する後藤

 オリックスの後藤光尊内野手(32)が24日、国内フリーエージェント(FA)の権利を行使する意思を明らかにした。この日の秋季練習後、神戸市内の球団事務所で2度目の残留交渉を行った後「(FA)宣言はします」と、初めて気持ちを明らかにした。

 後藤の表情は晴れやかだった。約30分間の交渉で、球団から提示されたのは3年契約の総額3億円(金額は推定)。10日に行われた1回目の交渉では2年契約の総額2億円だったが、わずか2週間で大幅にアップ。後藤が現役引退後には指導者という夢を持っていることも踏まえ、前回の交渉で“コーチ手形”まで提示されていたことも判明した。「異例の条件を提示してもらった。これ以上ない。だから、余計に迷います」と、揺れる思いを吐露した。

 今季、打率2割9分5厘、16本塁打、73打点と打撃主要3部門で自己最高の成績を残したスラッガーに対し、中日や楽天など複数の球団が調査を進めている。水面下の動きを察知した球団側は条件面の引き上げを決断。「(1回目の提示から)上積みはない」と断言していた村山良雄球団本部長(63)も「チームを背負っていってもらわないといけない選手。本人の話を聞いて、できることをしてあげたい」と力説した。

 後藤の今季年俸は5300万円。1億円を超える日本人選手がいないチーム状況を踏まえると、球団としては破格の好条件だといえる。それでも「野球選手として違うところでやってみたいという思いもある」と、後藤は複雑な胸のうちを明かした。残留か、FA移籍か。近日中にも意思を固める。

 ◆Bs後藤の経過

 ▼2010年8月11日 出場選手登録日数が8年に達し、国内移籍可能なフリーエージェント(FA)権の取得条件を満たした。「けがとかありながら、意外に早く取れたなと思う」

 ▼9月29日 国内FA権について残留を基本線に行使する意向を明かした。「使ってみたいと思う。オリックスでできるのに越したことはないが、いろいろな話も聞いてみたい」

 ▼10月10日 神戸市内の球団事務所で1度目の残留交渉を行ったが、わずか5分間で終了。

 ▼同20日 岡田監督が後藤の流出阻止へ、他球団をけん制。調査を進めている複数球団の名前が挙がっていることに「何で後藤の名前ばっかり出るんよ。ホンマやったらタンパリングで怒らなアカン」と怒り心頭。

(2010年10月25日10時53分  スポーツ報知)

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