「大阪城ファミリーラン」で、子どもたちに交じってスタートする橋下徹大阪府知事（中央右）、平松邦夫大阪市長（同左）ら

　大阪に活気を呼び込もうと、府や市の主催で来年秋に開かれる「第１回大阪マラソン」を１年後に控え、家族で大阪城公園を走る「大阪城ファミリーラン」が２４日、開催された。

　コースは約２キロで、小学生の親子を中心に約８００人が参加。橋下徹知事や大阪市の平松邦夫市長を先頭に一斉にスタートを切った。

　大阪の再生をめぐる日ごろの確執もこの日は完全封印。２人並んで子どもたちに囲まれながら、ゆっくりとした足取りで城内へ向かった。

　イベント後、報道陣の「ここ（マラソン開催）は２人でタッグを組んでいくのか」との質問に、平松氏が大きくうなずけば、橋下氏も「ここ『も』ですよ」と強調した。

　本番では、大阪城公園を出発し、道頓堀や通天閣を通って南港まで走るコースが計画されている。参加者の募集は来年２月から始める予定。

[ 2010年10月25日付 ]