Bs後藤、FA残留へ心が動く!?球団の誠意に満足げ
今年8月に国内フリーエージェント(FA)権を取得したオリックスの後藤光尊内野手(32)が24日、神戸市内の球団事務所で2回目のFA交渉を行った。
10日の初交渉では球団側が提示した2年総額2億円に態度を保留した後藤だったが、この日は違った。
「すごい条件をいただきました。ありがたいことですが、悩みます」と初交渉後とは一変。その満足げな表情が物語るように、残留へ向けて心がグッと動いたことは確かだ。
前回の交渉後、球団側は「条件の見直しはしない」と断言していたが、FA宣言した場合、他球団との争奪戦となる可能性が高いことから慰留の誠意をあらためて示した。今季年俸5300万円の後藤に3年総額3億円を提示したとみられる。
交渉の席に着いた村山球団本部長は「ぜひとも、うちで残ってもらいたい。(条件の)上積みというよりも、できる限りのことはしてあげたい。チームを背負ってもらわないといけない選手なんでね。(残留への)手応えはある」と話した。当初から残留が基本線のためFA権を行使した上で宣言残留する可能性が高くなった。
[ 2010年10月25日付 ]
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