自民党の安倍晋三元首相は25日、来日中のシン・インド首相が来賓として出席した日印友好議員連盟の会合で、日印関係について「民主主義と法の統治を共有する同盟に近い関係だ」と述べた。対中国を念頭に、安全保障や天然資源の確保などでインドとの連携を強める必要があるとの考えを強調した発言だ。
民主党の岡田克也幹事長は「日中間の貿易規模は21兆円だが、日印は1兆円弱にとどまっている。経済連携協定などで早く10倍以上に拡大したい」と述べた。