内外のニュース

「校長暗殺犯」選ぶ試験問題 愛知の商業高

 愛知県東海市の県立東海商業高校で19日に行われた総合ビジネス科の中間試験で、校長を暗殺した犯人を同校に在籍する7人の教諭の中から選ばせる内容の問題が出されていたことが23日、分かった。
 同校によると、問題は商業が専門の男性教諭(24)が作成。職員室で殺された校長が「41124」と横書きで残した血文字を手掛かりにして、7人の中から犯人を選ぶというもので、41124を上下逆さまにすると「カていカ」とも読めるため、「家庭科の教諭」を正解としていた。
 試験科目は「総合実践」で3年生の2クラス、計77人が受験。ビジネスマナーや株価チャートの問題があり、最後に校長暗殺の問題があった。ほかの教諭が試験問題を事前にチェックしたが、問題視されなかった。
 学校側は「柔軟な思考を育て、人間力を付けることが狙いだった」と説明しているが、校長が男性教諭を厳重注意した。教諭は生徒に謝罪、この問題は採点対象から外された。


2010年10月23日土曜日


Ads by Google

△先頭に戻る

新着情報
»一覧
特集
»一覧
  • 47NEWS
  • 47CULB