我孫子市議会で従軍慰安婦問題の先進的決議
我孫子の本田幸子さんから連絡を頂きました。
我孫子市議会で従軍慰安婦問題の決議があがった用です。
従軍慰安婦問題を歴史教科書への記述を要求する、先進的な決議のようです。
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皆様へ
本日23日、添付しました請願が、我孫子市議会で採択されました。
賛成16 反対11
総務委員会では可否同数委員長(公明党女性議員)の1票で採択だったので、本会議ではヒヤヒヤドキドキして傍聴席に座ったのです。きっと可否同数で議長裁決で女性公明党議長判断で、採択になるのでは?との予想だったのですが、十分な勝利の結果となりました。
審議では、20歳台の男性議員が、執拗に反対意見を陳述しました。従軍慰安婦は、強制連行されたものではなく、金銭報酬目当ての女性たちの行為である。従軍慰安婦の存在を示す証拠がない。過去の問題であって過去の歴史時点でのそれなりの理由があった。河野談話は、朝鮮の人々の圧力から言わされたものだ。アジア女性基金や日韓条約によって賠償は終わっている、など言葉をきわめて反対したにもかかわらず、5票差で、勝ちました。
意見書の内容が、3.従軍慰安婦問題を歴史教科書への記述を要求する、先進的なもので在ったにもかかわらず、採択された勝因は何処にあったのか。
内容的には、
あびこ平和ネットが代表の二宮牧師を先頭にして、慰安婦の方々の苦しみからの心の救済を焦点にあてて、議員全員に(会派、個議員)お願いしたことにあったと思います。二宮牧師は、台湾慰安婦の方の裁判では、通訳を務められておれたので、彼女たちの苦しみを自身の苦しみとしておられました。そのおもいが、議員に伝わったのでしょう。
戦術的には
公明党議員たちが、賛成してくださるように最大の交渉、駆け引きを行ったこと。紹介議員に自民党の方がはいったこと、などがあげられます。また増田都子先生の力で、従軍慰安婦の存在を示す当時の政府資料を、全議員に送ったことが、請願に説得力を持たせたと思います。
以上簡単ですが、我孫子市議会の結果報告といたします。
なお、請願の一つに「選択的夫婦別姓制度」の法制化に反対する意見書の採択を求める請願が出されていまして、こちらの方は、委員会・本会議とも不採択となったことを付け加えます。
請願文
「abiko.rtfd.zip」をダウンロード
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