【愛媛】男性刺殺事件で造船実習生の中国人逮捕

1 ：ちくわ部φ ★：2010/10/02(土) 08:25:52 0

　先月２８日に西条市明屋敷で、三並清さん（６４）が自宅玄関前で刺殺されているのが
見つかった事件で、県警捜査本部（西条署）は１日、同市ひうち、中国籍で造船工実習生、
孔祥猛容疑者（２８）を殺人容疑で逮捕したと発表した。調べに対し、孔容疑者は「包丁で
三並さんを刺した」と容疑を認めているという。三並さんと孔容疑者には共通の知人女性が
いたといい、捜査本部は殺害動機を追及している。

　発表では、孔容疑者は先月２７日深夜、三並さん方敷地内で、持っていた包丁で三並さんの
左胸を十数回刺し、失血死させた疑い。

　西条署で記者会見した宮脇直志・県警刑事部長によると、２８日午前中に同市内の病院で、
右手の甲に深い傷を負った男が治療しているという情報を入手し、孔容疑者が捜査線上に浮上。
孔容疑者が２７日夜に外出していたことに加え、２９日には広島発大連行きの飛行機を予約し、
１日に出国予定だったため、２９日夕方から任意同行して事情を聴いたところ、殺害を認めた
という。

　孔容疑者は文化包丁（刃渡り１５・５センチ）を同市内の会社寮の自室から持ち出し、
三並さんを刺して逃走中、三並さん方の８００メートル東にある用水路に、包丁と三並さんの
携帯電話を捨てたと供述。供述通り、包丁と携帯電話が見つかった。また、事件当日の着衣も
寮から押収された。

　孔容疑者は中国遼寧省出身で、２００８年９月に３年間の滞在予定で来日。西条市内の造船
工場で溶接工の実習生として勤務していた。孔容疑者の知人女性が三並さんとも面識があり、
孔容疑者は「約１年前に１回、女性と三並さん方に行ったことがある」と話しているという。

　一方、孔容疑者が勤務していた造船会社によると、９月２０日から有給休暇をとり、
「一身上の都合」を理由に退職する意思を示していたという。同社の担当者は「一般的な
青年で、トラブルは聞いたことがない」と話した。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/news/20101001-OYT8T01197.htm