５年ぶり参戦　“組長”藤原喜明　弟子にいさめられてもへっちゃら

　【全日本】０５年１０月以来５年ぶりに全日本に参戦した“組長”藤原喜明が、弟子・鈴木みのるとのタッグで渕＆西村のクセ者コンビを下した。

　反則のチョーク攻撃を西村に見舞い、「ちゃんとルール守れよ」と弟子に諌(いさ)められる場面もあったが、必殺の脇固め、頭突きに横浜の観客は大興奮。最後はスタンド式のアキレス腱固めで鈴木の勝利をアシストした。

　試合後、この日と同じ横浜文化体育館で２２年前にデビューしたという鈴木は「デビュー戦の後、“人と同じことをして何が楽しい。人と違うことをしろ”と藤原喜明に食らわされた。だからこんなレスラーが生まれちゃった。責任取ってください」と、ジョーク交じりで師匠を口撃。これには組長も「普通の人と変わり過ぎるのもな。反省してます」と苦笑いしていた。

[ 2010年10月25日 08:46 ]