DIS
2009-08-14 01:07:29

D-スキャルピングを作成する過程で

テーマ:D-スキャルピングとは?

 D-スキャルピングを作成する過程で考えていたことをいくつか記したいと思います。


 まず、利益を出すためにFXを行うために大事な事は何でしょうか。まず大事な事はルール、基準を作ることです。何故必要なのか。意外に思われるかもしれませんが、「ストレス除去のため」です。FXで利益をあげる手法というのは、ひとつやふたつではありません。数多くある手法の中から自分のとれる時間や、性格にあった手法を採択し、それを柱に据えて取引を行っていくわけですが、もてる力の全てを常に全力で出し切って、ありとあらゆる手法を使うわけにはいきません。これが「ストレスフルな取引」となるわけです。

 これを防止し、自分にあった取引手法だけの観点からマーケットを観察する事により、長時間チャートを見ていようが、毎日猫の目のように変化するマーケットを見ていても、単純に、「状況があてはまる、あてはらまらない」だけで見ていればよい、という単純作業に出来るからです。


 さて、では、その手法ですが、世の中には既に編み出された様々なインジケーターや状況分析の定番の方法があります。例えばその中での代表格に、移動平均線というのがあります。一見すると、これに従うだけで儲かるのではないか、と思えます。さらに、2本の移動平均線をクロスさせる事により、より良い指標のように見えます。

 しかし、移動平均線にしても、その2本のクロスにしても、サインの遅延という問題があります。

 それをさらに進化させたのがMACDです。これは移動平均線を進化させ、古い4本値のデータと直近の4本値を同じ数で割るのはおかしい、比重を変えようという事で、直近に割合を多く、古いデータの割合を低く加重を変えて平均線を出す、という加重移動平均線を算出し、それを更に2本用います。もちろん、算出期間の違う2本です。そして、そのゴールデンクロスやデッドクロスを算出するのでは、また遅延が生じますので、この2本の加重移動平均線の距離を使って指標としたのが、MACDです。

 これは、トレンドフォローと逆張り、どちらともいえず、微妙な感覚で、マーケットを観察する非常に優れたインジケーターであると筆者も考えています。

 そこで、よく陥っていく方向としては、これら優れたインジケータを複数重ねるだけで、サインの精度は上がり、素晴らしいシステムが出来るのではないか、という事です。

 こう書いていると、インジケーター至上主義者のように聞こえるかもしれません。しかし、私は、よく考えるのです。

 

 「インジケーターというのは、所詮、4本値を計算し直しただけに過ぎない」


 という事をです。

 MACDもボリンジャーバンドも、RSIもストキャスティクスも、どのようなインジケーターも、4本値を計算し直しただけに過ぎず、結局はバーチャートだけを見ていれば良いのではないかと考えることもあります。

 インジケーターの位置づけをはっきりさせる必要があると思うのです。

 「インジケーターは、4本値を見やすくするための補助ツールに過ぎず、先を見通すものでは決してない」

 という事であり

 「遅延があるのも当然であり、まず、バーチャートありきである」

 という事です。


 ですから、先ほども書いた通り、複数のインジケーターを重ねただけで、収益が上がるというものではないですし、精度をあげるために、複数のインジケーターと、状況分析を重ね合わせると、確かに勝率はアップするかもしれません。しかし、一日に一度や二度しかないエントリーチャンスを、じっと観察しながら待つなどという事が一般投資家に可能でしょうか?

 これは実質無理な相談です。

 ありえないような一日中エントリーチャンスを正確に待ち続けることが出来たとしたら、EAで行ったら、という「現実離れした計算の元での勝算」というのは、自分自身のスキルを本当の意味で伸ばすことは出来ません。

 (私はEAを否定するわけでは決してありません。取引所取引の寄り引けのように「必ずその値段で約定できる」という状況と相対取引の違いは思いの他大きいという経験から、私が好まないという事と、EAで実現可能な事以上に、多彩な要素を含んだ取引を自分の手で行う事で、より、安定した収益が得られるという経験から、私はEAを行っておりません。)

 

 さて、では、インジケーターの位置づけを補助的なもの、と踏まえた上で、いくつかのシンプルなインジケーターを採用します。これは、D-スキャルピングのPDFで明かしていますが、ごくごく当たり前のインジケーターです。

 それらの解釈の仕方こそが問題なのです。

 そのインジケーターの本当に意味することをきちんと理解すれば、「状況」をきちんと把握する事が可能となります。

 そして、短い時間軸の中で、各通貨ペアで見られる「動きの特徴」を捉えるのが、D-スキャルピングの肝となります。これら動きの特徴に関しては、揉み合いの際、トレンドがある時、双方で別々に見られるものがあります。両方をきちんと捉えることで、マーケットを観察する時間を出来るだけ無駄にしないようにします。


 これらをあわせて実際に取引のために観察する時間を無駄にしないために




 各通貨ペア(5通貨ペア)を観察する事により、30分に一度程度のエントリーチャンスがある

 退屈せずに、各通貨ペアを観察出来る

 インジケーターの意味するところを完全に理解し、それにより「ルール違反」をそもそも犯す気がなくなる

 



 といった取引手法が出来上がりました。

 いくら、優れた手法であっても、それが「正論」であっても、結果がついてこないと意味がなく、

 また、いくら結果がついてくるものであっても、「ロジックがわからない」ものであったり、「正論である」と納得出来ていないと長く継続は出来ません。


 投資手法は、自分の性格にあったものでないと継続は難しい、と私は考えています。


 私はせっかちであり、また、待つ事も苦手であり、また、シンプルでないとすぐに混乱しますし、深く納得出来ていないとルール違反も犯してしまいがちな弱い人間です。

 そんな私が自分を律し、自分が一番楽に収益があげれるように作り上げた手法がこのD-スキャルピングです。


 少しはしょりながら、思いつくままに記しましたので、わかりにくい箇所が多い文章となりましたが、過去の記事とも照らし合わせて、少しでもD-スキャルピングの雰囲気が正確に伝われば、と思っております。


 何かご質問等がありましたら、お気軽にご連絡下さい。お待ちしております。


 

同じテーマの最新記事
2009-08-03 22:58:49

D-スキャルピングとは

テーマ:D-スキャルピングとは?

 さて、また改めてになりますが、こちらで成績を公開しております「D-スキャルピング」という取引手法についてご紹介したいと思います。

 このシステムは、私が個人的に、自分のために取引手法の整理を行ったものを、汎用性を持たせ、どなたにでも分かるようにPDFに書き下ろしたものです。

 世間には沢山のFXの投資手法が氾濫していますが、私個人の性格にあったものはなかなか見つかりませんでした。たとえ、それが「正論」であり、「正しい手法」であったとしても、

 「時間がかかる」

 「判断が困難・曖昧」

 「時間帯が縛られる」

 「退屈」

 「エントリーチャンスがなかなか来ない」

 といった側面があると、私自身にはとても向きませんでした。

 

 私が考えたのは、「短時間」で取引可能であり、「シンプル」であり、「理屈に適っている」もので、もちろん、自分自身がその理屈に「納得している」取引手法である事が大事ではないか、という事です。

 「矢印が出たら、エントリーするだけです」

 というようなシステムでは、将来に渡り、自分が暮らしていこうという支えにはなりえません。

 自分が理解しており、完全に自分のものになった投資手法で、ずっと稼ぎ続ける、これが一番不安がありません。

 理屈を理解していれば、現在の相場状況に、この手法のどの部分が通用するか、といった詳細まで必ず理解出来ます。

 

 私の作成したPDFファイルはご購入頂いた方から、「こうしなさい、という内容だけでなく、「何故、こうするべきなのか」が詳細に書かれており、分かりやすく、納得出来た。」というメールを多くの方から寄せられ、私自身、誇らしい気分となりました。今後のバージョンアップにおいても、更に内容の吟味とブラッシュアップに努めていきます。


 だいたいですが、一日、2、3時間を確保頂き、5通貨ペア程度を観察し、5分足で最終エントリーします。


 最低30分に一度程度はエントリーチャンスが平均してありますので、「退屈せず、油断もせず、きちんと観察し、結果を毎日残す」事が可能だと思います。


 投資手法は、ご自身の性格に合っているか、というのも非常に重要なファクターだと考えています。

 

 皆さんの投資生活が実りあるものになる、その一助になれればと思っています。 


 DIS



 「D-スキャルピング」にご興味のある方は是非、以下のアドレスにお問い合わせ下さい。

 また、ご質問もお気軽に、お待ちしています。


 d_scalping@yahoo.co.jp

2009-07-19 21:11:51

D-スキャルピングについて改めて

テーマ:D-スキャルピングとは?

 さて、D-スキャルピングについてですが、またいくつか問い合わせを頂戴しております


 ので、直接お答えさせて頂いておりますが、同様のご質問があればと思い、こちらに


 記事として記載したいと思います。



 D-スキャルピングは、スキャルピングのエントリーのタイミングとエグジットのタイミングを


 私の経験則と、確率的な割り出しから、スキャルピングテクニックの集大成として


 PDFファイルに書き下ろしたものです。


 エントリーのタイミングは殆ど機械的な要素が多く、多少の概況判断を要しますが


 気楽にチャートを眺める形で待てるものだと思います。


 ただ、ご購入頂いた方々からのご意見によれば、複数通貨の観察が苦手な方も


 いらっしゃる様子で、私は通常、3から5通貨ペアを観察して、最もその日の状況に


 適した通貨ペアでエントリーを行っていますが、1、2通貨ペアがしっくりくるという方も


 いらっしゃいます。


 2,3時間の観察で、1,2回のエントリーチャンスはくるのが通常の形ですので


 専業でバリバリにやる、という方でなくとも、収益を狙う事が可能です。


 エントリーの判断は、ウインドウズで走ります、「メタトレーダー」というソフトを


 紹介していますが、いずれのチャートソフトを使っていただいても、まったく変わりは


 ありません。


 PDFファイルは約100ページというところです。


 今後も追記、修正の可能性もありますが、無償バージョンアップ致します。


 

 よくあるご質問で、「ブログとまったく同じ成績を誰でも残せますか?」


 という内容の問い合わせをよく頂戴致します。


 この「D-スキャルピング」は、機械的なバックテストを行い、仮想で24時間取引を


 行ったら、というような、「実現不可能な成績」を記載してあるわけではありません。


 私が、一日数時間程度行った取引の結果ですし、全ての通貨ペアの結果を記載


 しているわけでもありません。


 ですので、もっと時間をかける方は、さらなる成績を期待することも出来ますし、


 エグジットのタイミングには、若干の慣れが必要ですので、手法を取り入れた初期は


 安定するまでに若干の日数を要するかもしれません。


 ただ、私がこの手法を基本的に構築してからは、「日単位での負け」は殆どなくなりました。


 エントリーとエグジットの両方が機能して、パフォーマンスは最高になると私は


 考えていますが、その点で言うと、エグジットは、若干の「訓練的な要素」が必要で


 あり、ここは、多少成績に差が出るところかと思います。


 しかし、より「有利な位置」でのエントリーが行える事で、エグジットのタイミングを計る

 

 際の余裕は相当の差が出てくると思います。



 FXは心理戦だ、という人がいらっしゃいますが、私は、意外とそうは考えていません。


 チャートを見返すと、どうという事のないただの「揉み合い」なのに、一人でバタバタと

 

 売り買いして、結局、損を出してしまったり、明らかなトレンドがあるのに、勝手に


 逆張りを繰り返し、大きなわかりやすいトレンドの中、世界で自分だけが損をしている


 ような気分になったことはありませんか?


 私はかつてそういう事が何度もありました。


 「敵」は自分以外に誰もいません。


 冷静に状況を見て、「普通、こう判断するよな」という状況的な判断を常に下し続ける


 冷静さを保つためのツールを構築し、それをまとめあげたものがこの「D-スキャルピング」です。


 インジケーターは平凡ですが、その観察方法を洗練させ、よりリスクの少ないエントリーを


 尚且つ、エントリー回数が少ないのは私の性格に合わないので、エントリー回数は多くなるように


 考えました。


 どうか、私のスキャルピング手法をその目でお確かめ下さい。


 

 DIS



 「D-スキャルピング」にご興味のある方は是非、以下のアドレスにお問い合わせ下さい。

 また、ご質問もお気軽に、お待ちしています。


 d_scalping@yahoo.co.jp





  

2009-04-28 07:04:34

D-スキャルピングとは?

テーマ:D-スキャルピングとは?

「D-スキャルピング」という手法は私の完全オリジナルの投資手法です。

 DはDefensive(防衛的)の略で、文字通り、資産をリスクに出来るだけ

 晒すことなく、SCAL(皮をはぐ)するかのように小さな利益を積み上げていく

 手法です。

 こちらのブログに公開している成績は、私の実運用の結果そのままであり

 実際の取引時間は一日あたり平均3時間程度です。

 しかし、中には、エントリー時の10分程度しか画面を見ず、実質、2~30分程度

 しか画面に向かっていない日もあります。

 取引推奨時間帯は特に無く、昼夜、東京時間でもNY時間でもしっかりと 

 利益を狙う事が可能です。

 

 また、どなたでも普段に触れているインジケーターの調整のみで取引環境

 を整える事が出来ます。

 文書の中にて、推奨するチャートソフトとして、「METATRADER」での

 私の取引画面と同じ画面を作れるようにしっかりと解説をしてあります。

 「METATRADER」はWINDOWSのみで動くと聞いておりますので、

 MACユーザーの方は、対応をお願い致します。(OSXではWONDOWSも走らせ

 る事が出来るとも聞いておりますが・・・)



 ですから、お読み頂いた方は、ブラックボックスのように、中身が分からない

 手法で、「取引環境の変化や、ソフトの寿命により取引継続が出来なくなる」

 という不安に晒されることはありません。


 皆様がきちんと手法をマスター出来るようなバックアップ体制を整える事を

 考えていきたいと思います。


 価格は6万円です。(PDFファイルのみ)


 ご興味のある方は是非、以下のアドレスまでご連絡をお待ちしております。


 d_scalping@yahoo.co.jp

アメーバに会員登録して、ブログをつくろう! powered by Ameba (アメーバ)|ブログを中心とした登録無料サイト