神戸で防災体験イベント 各国の「炊き出し」も紹介
防災について体験しながら考えてもらおうというイベントが23日、神戸市中央区の震災復興記念公園で開かれ、子どもたちが紙で食器を作ったり、阪神大震災の発生から復興を描いたすごろくで遊んだりした。
イベントは、大学教授や会社社長、NPOの代表らでつくる「神戸からの発信ネットワーク」と神戸市が主催。参加するとおもちゃがもらえる防災のプログラムを通じ、理解を深めてもらおうと企画した。
神戸市内の料理店が協力し、インドのカレー、ベトナムのフォーといった各国の鍋物や鉄板を使った料理を「炊き出し」として紹介。新聞紙や建築用資材での避難用テント作りに大学生や子どもらが挑戦した。
24日には、陸上の五輪メダリスト・朝原宣治さんが監修した、煙からの避難やおんぶして人を運ぶ競争で、現役消防士に挑戦する催しがある。
[ 2010年10月24日付 ]
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