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奄美出身の里山、故郷の暗雲吹っ飛ばせ

 大相撲の尼崎巡業が23日、尼崎市記念公園総合体育館で行われた。集中豪雨で大きな被害を受けた鹿児島・奄美大島出身の幕下里山(29)=尾上=も元気に出場した。

 実家は島内で農園を営んでおり、3日間ほど連絡がつかず不安な日々を過ごしていた。東京から関西へ移動する新幹線の中でやっと電話がつながり家族の無事を確認したという。「細かくは聞いていないけれど、家が山の上にあるので助かったのかもしれない。マンゴーを作っていたんですけど、収穫は終わっていたみたいです」と一安心。里山を付け人に従える大関把瑠都も「ま、大丈夫でしょ」と楽観的だった。

(2010年10月23日)

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