「F1韓国GP公式予選」(23日、韓国国際サーキット)
初開催となる韓国GPで、レッドブル・ルノーのセバスチャン・ベッテル(ドイツ)が今季9度目、通算14度目のポールポジション(PP)を獲得した。2番手は年間総合王者争い首位のマーク・ウェーバー(オーストラリア)で、レッドブル・ルノーは今季8度目のフロントロー独占。小林可夢偉(ザウバー・フェラーリ)は12番手。山本左近(HRTコスワース)は23番手だった。
◇ ◇
可夢偉は完成したばかりの滑りやすいコースに苦しんだ。12番手だが「他のマシンに引っ掛かってタイムを伸ばせなかったが、可能な限りの結果を出せた」と納得の表情だった。前戦日本GPでは猛追で7位となり、母国ファンを沸かせた。2戦連続ポイント獲得に向け「決勝はどんどん攻めていいレースにしたい」と自信を見せた。
(2010年10月23日)