KABUKI-MON 薔薇画茶『つまんねえねんまつ』  2010/10/24(SUN)
葉加瀬太郎 Produce Blue Ocean 2010 順風満帆  2010/10/23(SAT)
℃-ute 悪魔のつぶやき 中島はマジかな つまんねえねんまつ  2010/10/22(FRI)
MIRACLE ACT STARZ 13時間後。  2010/10/21(THU)
MIRACLE ACT STARZ 1020  2010/10/20(WED)
真夏の真冬の雨天炎天灼熱ロケ。三億円事件当日スナップショッツ追記  2010/10/19(TUE)
真夏の真冬の雨天炎天灼熱ロケ。三億円事件当日スナップショッツPart2  2010/10/19(TUE)
真夏の真冬の雨天炎天灼熱ロケ。三億円事件当日スナップショッツPart1  2010/10/19(TUE)
三億円少女 大千穐楽  2010/10/18(MON)
三〇〇〇〇〇〇〇〇円少女 千穐楽 朝  2010/10/17(SUN)


KABUKI-MON 薔薇画茶『つまんねえねんまつ』

10.23から10.24の日付変更線は越えちゃいましたが

来る12月。KABUKI-MON 薔薇画茶(バラエティー)
のなかで上演される短編戯曲『つまんねえねんまつ』
第一稿、本日未明、完本しましたー

喜んでもらえるといいなー
おもしろくなるといいなー

なぜ塩田が書き下ろしのお話をもらったかというと
昨年の 11月22日 Berryz工房の新曲『流星ボーイ』
リリースイベントに u社O澤さんの粋なはからいで
オトムギ並木秀介くんが「六日坊主」という役名で
DJとして呼んでもらった時、イベント全体の演出
をしていた向田祐二さんとお知り合って、オトムギ
観に来てくれたりして、今回の展開になったんです。
いつもおもうけど、縁が縁につながってゆくのって
とてもうれしいです・・そして、嗚呼・・おもえば
あの日、11月22日は、きゃぷ こと清水佐紀さんの
お誕生日で山野ホールに咲いた黄色のサイリウムが
いちめんの菜の花畑みたいでうつくしかったなぁー

と、ふと気づけば、こころはまた『三億円少女』に
飛んでしまうのですが、塩田的に『三億円少女』は
脚本家としての新しい扉を開けてくれる舞台でした

今までは必ずといっていいほど、先に演じてくれる
俳優さんが決まっていて(われながらなんと贅沢な)
その方の顔や声や立ち姿その他を思い浮かべながら
「宛書き(あてがき)」で脚本を執筆していました。
だけど『三億円少女』は「レインボー主役」という
公演の性質上、その手法、その想像のありようでは、
立ちゆかず(もちろん無意識には七人の女優さんを
あたまに浮べつつも)役とだけ向き合うようにして、
依子を、明美、糸江、琴絵、万里子、香澄、緑、を
書きました。脚本家としてあまりにも当然のはずの
その作業が、塩田的にはほとんど初めての刺激的な、
快感と孤独と今まで感じてなかった責任をともなう
宝物のような経験になりました

今回、お声がけいただいた KABUKI-MON 薔薇画茶、
向田さん以外の俳優さんにはお会いしたことがなく、
向田さんも演じている姿を拝見したことはないので、
じぶんなりに『三億円少女』でつちかった、宛書き
(演じる方の人間的魅力を借りちゃう手法)無し!
の脚本いっぽん勝負、こころがけてみたつもりです

KABUKI-MON 薔薇画茶『つまんねえねんまつ』

2010.12.2(木)から12.5(日)まで。
[チケット問合せ]オデッセー。tel.03-5444-6966
http://www.ody-net.com/schedule_artist.html

並木 秀介が「こころからリスペクトする」という
大谷 雅恵さんもご出演します。どうぞ乞うご期待!
Date: 2010/10/24(SUN)


葉加瀬太郎 Produce Blue Ocean 2010 順風満帆

NHK 連続テレビ小説『てっぱん』が流れるたび
耳に快感のシャワーが降り注ぎます
http://www9.nhk.or.jp/teppan/

あのオープニングタイトルや『情熱大陸』の楽曲
そのまんまに
葉加瀬太郎さんは奔放で情熱的でエネルギッシュ、
ひとの気をとらえて離さない方。陽性のオーラに
心地よく惹きこまれてしまいます

葉加瀬さんと全ての活動を共になさってる相棒で、
芸術家のオーラが漂うマネージャーのKさんから
「カントクと葉加瀬、乙女チックなチャンネルの
波長が同じなんだね(笑)こいつはたのしみだよ」
とお墨付きをいただき、嬉し恥ずかし光栄でした

葉加瀬太郎 Produce Blue Ocean 2010

ただいま 11月16日の開催初日に向けて
汐留のカレッタ広場では、毎日 毎日 刻一刻と


桶川親分のチーム AXISによる『Blue Ocean』を
つくりだす変幻自在の大波小波の施工がすすみ、
(建て込みの舞台裏ゆえ写真は自粛しておきます)


照明技師 松島さんからは『Blue Ocean』を彩る
LED、照明、特効、スピーカ等配置図が展開され、
(写真2。和風 クリストファー・ウォーケン)
http://www.chikaramass.co.jp


資生堂『uno』でおなじみ、山崎岳彦さんによる
魅惑のナレーション録りも昨日ばっちり収録して、

順風満帆。ちゃくちゃくと航路を進めております!

是非、クリスマスのころのご予定に。。。
http://www.caretta.jp/

写真1。TEAM Blue Ocean 2010(左から)
カレッタ山先さん 小川さん 葉加瀬太郎さん 塩田
チカラマス松島さん TML春日さん ADEX坂井さん
Date: 2010/10/23(SAT)


℃-ute 悪魔のつぶやき 中島はマジかな つまんねえねんまつ

ふわーぃ。アクトリーグの夜から三時間きゃ寝とらん。
ちょう眠いけど、仕事も宿題もなんとかうまくいって
なんともいえない多幸感につつまれている眠さなのだ

この多幸感のみなもとは、昨夜観劇したミュージカル
『悪魔のつぶやき』 @ 全労済ホール/スペースゼロ
℃-uteの五人からいただいたみたい。久しぶりに観た
℃-uteはちょう可愛くて、役割が少なめのシーンでも
完ぺきに集中している姿がみずみずしくて眩しかった

客席で声をかけてくれたお客さま方がとても温かくて
じぃんとした。だって塩田&大人の麦茶、もうかなり
長い間(08年師走の『真冬の寝る子は℃-ute』以来)
℃-uteのみなさんとのお芝居はご無沙汰だというのに
全然「昔、芝居やったヒト」的な冷めた感じがなくて、
なんかしみじみ有り難かった。終演後の楽屋を訪ねて
久々に言葉を交わした℃-uteの五人が真っ直ぐな目で
「客席にいるのわかりましたぁ!」って言ってくれて
わぁって話しかけてくれて(例によってじぇんじぇん
気のきいたトークは返せなかったけど)笑顔がとても
嬉しかった。

鈴木愛理さんの歌にきゅん!五人の気合いはいってる
ダンスにどきゅん!オトムギ『タイガーブリージング』
でご一緒した村上東奈さんもとっても生き生きしてた。
おとなしキャラを演じている岡井(岡井千聖)ちゃん、
おっかなキャラを演じてる なっきぃ(中島早貴)さん、
新しくておもしろかった。・・それにしても、まさか
中島さんにあんな切れキャラな一面が隠されてたとは。
・・あの中島はマジかな?

中島はマジかな

なにげに二回、書いてみました。どう思われますか?
もういっかい書いてみます

な か じ ま は ま じ か な

はい。上から読んでも下から読んでも同じ文なんです。
なんでわざわざそんなこと書くのかというと12月に
シアターグリーン BOX in BOX THEATER での公演、
KABUKI-MON『薔薇画茶』(バラエティーって読む)
に塩田、脚本を書き下ろしてるからです。タイトルは

『つまんねえねんまつ』

はい。上から読んでも下から読んでも同じ文なんです。
思いついた時はかなり興奮して「これ、面白くねえ?」
と自画自賛しましたが、ネットで検索してみたらもう
既に思いついてた先輩がたくさんいらっしゃいました。
はじめての発見じゃなくて、しょぼーん。。

KABUKI-MON『バラエティー』「つまんねえ」じゃなく
そうとう「おもしれえ」作品になるとおもわれます!
『薔薇画茶』だけに、バラがいっぱい咲き乱れる予感

2010.12.2(木)から12.5(日)まで。
[チケット問合せ]オデッセー。tel.03-5444-6966
http://www.ody-net.com/schedule_artist.html

塩ちょっと仮眠して明日中(10.23のてっぺん)には
脚本を脱稿しまーす(「え?まだ完本してないの?」
と突っ込まないでくだせえー。たのばりまーーす!)
Date: 2010/10/22(FRI)


MIRACLE ACT STARZ 13時間後。

ひぎゃー (°□°;) また負けたぁ。。。
ミラスタ 応援してくださってるかたがた
本気(マジ)さぁーせん

んでも、なんか今日は『祭り』みたいで
わいわいしてて、たのしかったなー
http://ameblo.jp/actleague-east

本日の感想トピックス。
◯銃声のSEまで促して、無駄死にした宗兵。
からだを張ったシュールなセンスに死に笑い

◯ドランカーズに出向がちょうたのしかった。
唯一の味方?のはずの木戸さん、塩田お題を
バッサリと裏切り!かっこよすぎておもしろ
すぎて塩田、監督席でありえないほど大爆笑

◯古巣ミラスタでファインプレーの成瀬さん、
粋なクローザーっぷり、かっちょよかったー

◯デビドリ渡猛はいつもすごいけど、プラス
金津監督のお題出しが、すげー浮き浮きする。
めちゃ才能あるんだなー

◯アクトリーグのロゴ入りMC専用ファイル。
実はこれ、MCの関根和美さん手作りなのだ。
こういうちょっとちょっとの愛とこだわりが、
その場を特別にして、いいねー

◯関西最強のチーム『侍サンダース』から
土方歳三感ばりばり『侍』副長 入谷啓介さん
絵になる名監督 表雄一郎さん
『浪速のおしゃれ番長』大西千保さんが登場。
親愛なるミラスタ仲間と記念写真をパチリ。
塩駄、思わず「幻の日本シリーズ写真」とか
口走ったら親愛なる仲間たちから「おらぁ!」
「ふざけんな!」「いいかげんにしろあぁ!」
一斉に罵声を浴びた。罵声、あたりまえじゃ
(反省)

本日のいちばんの感想トピックス。
◎木戸さんの総合MVPがちょう嬉しかった!

四枚めの写真。いまだに「立川」に連泊中の
あるささんからのお祝花と木戸さんを囲んで
Date: 2010/10/21(THU)


MIRACLE ACT STARZ 1020

久々のアクトリーグ本番まであと13時間。
http://www.actleague.com/

選手全員による投票で選出された選手たち

♯02 和泉 宗兵
♯05 木戸 美歩
♯22 後藤 公太
♯62 今村 波留
♯69 全原 徳和

ともどもチーム一同、明るくたのしみたい。
んで勝ちたい

本日19時開演@座・高円寺
どうぞ宜しくお願いします

♯81 塩田 泰造

http://ameblo.jp/actleague-east
Date: 2010/10/20(WED)


真夏の真冬の雨天炎天灼熱ロケ。三億円事件当日スナップショッツ追記


どしゃぶりの人工雨のなか、白バイ「スタントマン」を
やってくれたのは、劇中さんざん「バイクがへた!」と
言われ続けた、鈴木 一朗役の宮原 将護さんなのだった。
・・ありがとぉ


前述の高価なレンタカー旧車。三角窓が今や意味不明で、
意味不明なぶん、美しい。


撮影助手で大活躍の肥後ちゃん。同日同時刻、稽古場を
仕切っていた池田稔に「肥後はそっちにやらねえぞ」と
言われ、ドラフト争いした


衣裳の秋山芳江さんがいくつもサイズを用意してくれた
『あのおねいさんの革ジャン』

うー
佳林ちゃんに奈菜美ちゃん、ショウタさんにヨウジさん、
舞台監督八着さん、音響の百合山さん佐久間さん、照明
の関口さん・・まだまだ書きたいこといっぱいあるんで、
またおりにふれてスナップ写真、載せたりしていきます。
ゆるゆるお付き合いください

ところで、
三億円少女の若き三銃士(?)のブログがとんでもない
ことになってます。

宮原 将護の『叩けば誇りの出る身体』
http://ameblo.jp/shogo0718/

斉藤 佑介の『サイト☆ユースケ』
http://ameblo.jp/saitoyusuke/

南 翔太の『南風ブログ』
http://ameblo.jp/minamikaze327/

なに??このコメント数の信じられない多さ??
(まぁ翔太さんはいつものことなのかもだけど)
ひとつひとつ、内容がとってもあたたかくって、本当に
・・ありがとぉ
Date: 2010/10/19(TUE)


真夏の真冬の雨天炎天灼熱ロケ。三億円事件当日スナップショッツPart2

(撮影順に)
☆熊井 友理奈さん
「カット」がかかった瞬間に、もう「熊井ちゃん」の目
に戻ってる。稽古期間を通じて交わした私語はトータル
一分以内かも。だけど無言の数えきれない笑顔のなかに
言葉を超えた万感のおもいが詰まってあふれていること、
熊井ちゃんが渾身でやりきった依子千穐楽と、その後の
言葉にならないアフタートークからひしひしと伝わって
・・ありがとぉ

☆清水 佐紀さん
千穐楽に時間差がある変則的な公演。ラストが一体感で
盛りあがれるかなぁ?なんて、一瞬でもよぎったおいら、
本当に失礼だった。ほかの依子が千穐楽を迎えるたびに
きゃぷが流した涙、うつくしすぎた。DVD用 写真撮影、
久々依子衣裳をまとったきゃぷの、ひとりごとのような
「もうすこし着てていいですか(笑)」うつくしすぎた。
・・ありがとぉ

☆嗣永 桃子さん
ハワイでの仕事のため、一人別日のロケになった桃さん。
諸処の事情で高価なレンタカー旧車でなく、塩田の愛車
マークエックスで撮影となった。「さぁ!雨をざあざあ
降らせてください。S田さん!泣かないでください」と
笑いながら、バシッといっぱつOK演技で決めてくれた。
桃さんのやさしさはいつもそう。おしゃれでにくいのだ。
・・ありがとぉ

★最高のスタッフ。
撮影フジタさん。制作&編集メグムさん
Date: 2010/10/19(TUE)


真夏の真冬の雨天炎天灼熱ロケ。三億円事件当日スナップショッツPart1

(撮影順に)
☆菅谷 梨沙子さん
最後の最後まで台本をさらっていた千穐楽の梨沙子さん。
とてつもなく素晴しい、凄い依子を演じて魅せてくれた。
脚本書いたオレが、もう十九回、本番を観ていたオレが、
「あぁ依子、そのとき、そういうきもちでいたのか・・」
とハッと気づかされることがあってちょうどきどきした。
「あたし、演技が大好きで、このお芝居が大好きです!」
・・ありがとぉ

☆夏焼 雅さん
昨日書いた「不安でたまらないきもち」を、今おもえば
(Buono! の活躍もあり)いちばん強く抱いていたのに、
雅さんの表情は、稽古に合流の初日から破格の笑顔しか
思いだせない。能天気塩だ、久々の再会に嬉しくなって
「やっぱ去年からの仲間だから安心してくれてるんだー」
とかのほほんと思ってた。安心させてくれてたんじゃね!
・・ありがとぉ

☆徳永 千奈美さん
『サンクユーベリーベリー』の時は「ずっとゲキハロを
やってたい。なんで今日で終わりなのか全然わかんない」
そう言って大感動させてくれたちぃさん。今回のお別れ、
大らかな笑顔で「では、また!」って手を振ってくれた。
そのまなざしは、稽古はじめの夏のころよりひとまわり、
もっと強く美しくなっていて、また大感動してしまった。
・・ありがとぉ

☆須藤 茉麻さん
めぢから番長茉麻さん。依子の瞬間は凛として優しくて、
きゅぅっとさせられてしまうのに、アフタートークとか
楽屋ではドライヴ感あふれる面白さが抜群。茉麻さんの
塩田ものまね、今まで誰がやってたのよりも抱腹絶倒で
まいった。そして依子の時も楽屋の時も変わらないのが
福々しく眩しい「すっごい、いいこだなー」のまあさ感。
・・ありがとぉ
Date: 2010/10/19(TUE)


三億円少女 大千穐楽

舞台『三億円少女』無事に考え得る限りの最高のかたちで、
「最も高いと書いて、最高」のかたちで閉幕いたしました

満場のお客さまの熱烈な拍手がもの凄ぉく嬉しかったです。
本当に、他に言葉、見つからなくて一つ覚えなんですけど

有り難う。。。

このきもちでいっぱいです

ことばにならないきもち、思いつくまままとまらないまま
いろいろ書いちゃいます

七人の依子が「高幡不動に連れてってくれん?」のシーン、
ユニゾンで展開する千穐楽スペシャルのカーテンコールを
客席後方でおもいっきり感動してちょちょ切れながら観て、
大満足で席を立とうとしてたら、お客さまがたが、なにか
コールをしてくれてて、まったく予想していなかったので
それが「しおだ」「しおだ・・」だって聴き取れるまでに
ちょう時間がかかってしまいました(恥)

表方でないじぶんにまで手厚い祝福。こころから感謝です

あの瞬間、大つぶの涙を流している、梨沙子さん、きゃぷ、
雅さん、熊井ちゃん・・視界にはいるBerryz工房のみんな、
ステージ上のみんな、逆光の客席の皆さまの表情、そんな
すべてに大感動して「生きててよかつた」って思いながら、
隣りの丹羽多聞アンドリウさんが涙を流されていることに、
衝撃的にびっくりした

めっちゃたくさんでっかい仕事を手掛けているこのかたに
とって『三億円少女』は、吹き過ぎてゆくひとつのシゴト
じゃないんだ。そういう関わり方じゃないんだってことが、
(わかっていたけど)だめ押しみたいに、胸をつらぬいた

稽古はじめの顔合わせで「『できない』って言わない約束」
を提案した多聞さん。ちょう過酷な世界初の挑戦にとって、
この言葉の効力(呪縛)がいかに強大だったか。。

楽屋ロビー。お別れまえの束の間の『大入り袋』タイムに
「『できない』って言わない約束」をする。ということは
・・」

斉藤佑介
「ホントはできないことなわけで(と言いかけて、号泣)」

和泉宗兵
「たいへんなのはベリーズだから、おれはなにができるか
っておもったら◯▲◇▽(号泣で意味不明)」

池田稔
「みなさんが『いいひと』だったからできた。ひとりでも
『いいひと』じゃないひとがいたら、絶対、できなかった」

・・
ひとりひとりの言葉にうなづきながら、涙がとまらなくて
嗚咽がとまらなくなってる Berryzの姿、かたることばから、
ホントはいかに不安で、できないっておもっていたのかが
まざまざと感じられて、胸がぐきゅーってしめつけられた

オレは、みんながそんなに不安でいっぱいだったってこと、
恥ずかしながら、ぜんぜんわかっていなかった。何故だ?
何故わかってなかったんだ??それはどうしてかというと、

塩田が能天気で鈍感な性格だという要因もあると思うけど、
なにより、稽古はじめから、どの日もどの日もどの瞬間も、
レインボー主役のみんなが、とびきり明るい笑顔で(だけ)
接してくれていたからだ。「不安でいっぱいなきもち」を
塩田にさとらせないでいてくれたからだ

オレは、みんなが不安でも「いいからやるぞ!」みたいに、
ぶん回してカリスマで引っぱっていくことは無理なタイプ。
「どうお話したら、不安を少なくしてがんばれるだろうか」
的なことを半日とか一日とかあれこれ一人で考えるタイプ。
でも、この芝居、演出家が、半日とか一日とか考えこめば、
実質上、滅んでしまう公演だったわけで、そうさせないで
くれたBerryz工房のせいいっぱいの果てしない思いやりが、
本当の意味で支えてくれた大人俳優のみんなの思いやりが、
ずきゅんっとぶっ刺さって、あらためてあたまがさがった

『大入り袋』タイムの最後、多聞さんがオレに大入り袋を
手渡してくれながら「この公演で、いちばん大変なことを
命を懸けて取り組んだ塩田泰造さんに」っておっしゃって
くださった時、オレは、ものすごくもったいない有り難い
きもちに振るえながら・・『いちばん、大変』だったのは、
ここにいる塩田泰造以外のみんなだってことが、はっきり
リアルに、わかった

たいへんなおもいさせて、ごめんなさい。・・じゃなくて
有り難う。。。

そして
「『できない』って言わない約束」をさせるということは、
それを遣りとげた時には、
「お客さまからの最大級の破格の祝福を約束する」という、
言い出した時から(言外に)多聞さんが腹をくくっていた、
奇跡の実現に、プロデューサーのでっかさとかっこよさを
あらためて目の当りにした

「塩田さん、あのね・・
彼女たちにとっていちばん嬉しいことは、報われることは、
お客さまからの祝福なんだよ」

出会ったばかりのころ、打ち合せのたんびに、ふがふがと
あれやこれや反対意見の鼻息を荒げる塩田に、包むように
そう言った多聞さんの声がいま、よみがえります


御来場くださった、すべてのお客さまがたに

「いちばん、うれしいことを叶えてくださって、有り難う」

あつくるしい系の長文になっちゃって、さぁーせん

写真1。美術 田中敏恵さんの至高のセット『まほろば』。

写真4。カーテンコール。急遽ステージに向った多聞さん。
なのにちゃっかり花道の「三億円札」を拾っていたらしい。
「七人分、七枚、もらって帰るんだ。」だって。かわいー
Date: 2010/10/18(MON)


三〇〇〇〇〇〇〇〇円少女 千穐楽 朝

絶対的に信頼する仲間たち 


旅館まほろば 女将 肥後あかね
広島弁指導から小道具管理から稽古場係から、
なにからなにまでをやってくれた三億円組の
若き母。故郷大阪での凱旋公演。力の抜けた
たおやかな「民子」に、目を洗われた


愛戦士 川藤中 和泉 宗兵
度胸と創意と努力に満ちた愛すべき芝居馬鹿。
そして人間としては・・長くて濃い付き合い
してるけど、いまだに驚かされ続けてしまう
『つくづく変わった・・優しい漢』


悪の華 不知火純弥 南 翔太
ずっとご一緒したいーって期待していたけど、
期待を超えるすてきさだった。好感度抜群な
かっこよさ、その秘密はたゆまぬ努力と信念。
天晴(あっぱれ)のカリスマヒーロー


悪の華 風見ハカイダー利一 斉藤 佑介
「Berryz工房が『三億円事件』の実行犯に?」
どんなサイコな運命なら、リアリティがある?
運命の役、考えたら、この漢しかいなかった。
常に、新鮮、進化、感謝。最高ユースケ

三億円座組一同こころよりお待ちしています
劇場でお会いできますことを。。。
Date: 2010/10/17(SUN)


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