巨人のイ・スンヨプ内野手(34)が今季限りでの退団が決定的であることが23日、分かった。退団後についてイ・スンヨプは、親しい関係者に「日本国内での移籍を考えている」と話しており、日本球界でのプレー続行を優先する意向。またマーク・クルーン投手(37)と、エドガー・ゴンザレス内野手(32)も退団が決定的。セス・グライシンガー投手(35)は「契約は切れるが、できれば帰ってきて野球をしたい」と残留を希望しているが微妙だ。
イ・スンヨプは2006年オフに4年総額30億円の大型契約を結んだが08年以降は打撃不振に陥り、4年契約の最終年となる今季も56試合出場、打率・163、5本塁打と低迷。クルーンも今季は抑えに何度も失敗し、CSファイナルSでは中継ぎに配置転換された。
(2010年10月24日)