コラム

2010年10月21日号

【鷲見一雄がずばり斬る】
第二東京弁護士会の「指定弁護士」推薦


●投稿
 読売新聞は21日、「小沢氏強制起訴、検察役3弁護士を近く推薦へ」という見出しで次の記事を配信した。
「小沢一郎・元民主党代表(68)の資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法違反事件で、第二東京弁護士会が、小沢氏を起訴する検察官役となる「指定弁護士」として同会所属の大室俊三弁護士(61)、村本道夫弁護士(56)ら3人を一両日中に東京地裁に推薦する方針を固めたことが、同会関係者の話で分かった。」

 この記事を見て本紙に「大室俊三弁護士は株式会社三武の顧問弁護士であった。小沢一郎氏と小沢ハウス仲介会社ミブコーポレーション人脈との特別な関係からして大室俊三弁護士を第二東京弁護士会が「指定弁護士」に推薦するのは不適切である」との投稿があった。
●鷲見一雄がすばり斬る
 第二東京弁護士会は『指弁護士』の選任に難航しているように見受けられる。小沢氏が購入した世田谷区深沢の土地の仲介会社ミブコーポレーションと交流のある大室俊三弁護士が適任者とは思えないからだ。


戻る