草ナギ「東山さんおめでとう」電話で結婚祝福

　ＳＭＡＰの草ナギ剛（３６）が２４日、都内で行われたＴＢＳ系５夜連続ドラマ「９９年の愛～ＪＡＰＡＮＥＳＥ　ＡＭＥＲＩＣＡＮＳ～」（１１月３～７日・後９時）の発表会見に出席。所属するジャニーズ事務所の先輩で、前日（２３日）に女優・木村佳乃（３４）と入籍した少年隊の東山紀之（４４）について「この世界に入るきっかけになった人。電話でお祝いしたら、うれしそうでした」と笑顔で祝福した。

　ドラマの会見終了後、報道陣に囲まれた草ナギは、大先輩へ祝福のメッセージを送った。「昨日の夜に結婚の話を聞いて、電話で直接『おめでとうございます』と伝えました。幸せそうな声のトーンで、『詳しいことは後でゆっくり話すよ』と言ってもらえました」。今後、直接会い、のろけ話を聞くのを楽しみにしているそうだ。

　仕事での共演はないが、東山はずっとあこがれてきた先輩だ。「この世界に入ったのも少年隊、ヒガシさんのファンだったから。こちらから電話するのは恐れ多くてすごく緊張しました」。電話では素直に「これから幸せな家庭を築いてください」と伝えたという。

　新妻の木村とは、２００５年のフジテレビ系主演ドラマ「恋におちたら～僕の成功の秘密～」で兄妹役で共演している。「明るくて元気でヒガシさんにぴったりの方だと思う」。さらに「僕にとっては木村さんというより、佳乃ちゃんなんですけど、電話では『佳乃ちゃん』って言っていいのかなあと迷いました。結局『佳乃ちゃんにもよろしく伝えてください』と言いましたけど…」と明かした。

　ドラマは米国に渡り、太平洋戦争など多くの苦難を乗り越えた日系人たちの物語。この日の会見には仲間由紀恵（３０）、松山ケンイチ（２５）、川島海荷（１６）、泉ピン子（６３）、中井貴一（４９）、岸惠子（７８）、八千草薫（７９）、脚本の橋田壽賀子さん（８５）ら豪華メンバーが集合した。

　自身の結婚について聞かれた草ナギは「このドラマの放送が終わるまでは、しのぶ（仲間の役名）と結婚してますから」と苦笑い。３０日にも及ぶ過酷な米国ロケにも参加し、「役を通して１００年のいろいろなことを勉強しました」と力を込めた。

　◆戦争題材仲間「涙が…」　今作で戦争ものを題材にした執筆は最後、という橋田さんは「こんな素晴らしいキャストが集まってくださって、これでいつ死んでもいい」。また、草ナギの妻を演じた仲間は「台本を読んでるそばから涙がぽろぽろ出てきた」。一方、戦争を知る八千草、岸の２人は「日本人ってこんなに素晴らしかった、と再認識してほしい」と声をそろえた。