◇…スポーツ報知の購読申し込みは、フリーダイヤル 0120-16-4341(イロ ヨミヨイ) まで…◇
◇…過去の記事は、ご使用のプロバイダのデータベース・サービスをご利用ください。…◇
菅改造内閣発足後、初の国政選挙となる衆院北海道5区補欠選挙は24日投開票され、自民党前職の元官房長官町村信孝氏(66)が、民主党新人で社民、国民新両党推薦の元国土交通省技官中前茂之氏(38)ら4新人を大差で破り、10回目の当選を決めた。
民主党は7月の参院選大敗後の選挙でも敗北。「ねじれ国会」で難航が予想される2010年度補正予算案審議に逆風となるのは必至で、菅直人首相の政権運営に大きな打撃となった。
北海道教職員組合から陣営が不正資金提供を受けた民主党の小林千代美前衆院議員の辞職に伴う補選。告示直前には、小沢一郎民主党元代表の強制起訴議決も加わり、同党にとって「政治とカネ」問題が響いた形となった。今後野党だけではなく与党でも、小沢氏の国会招致を求める動きが強まりそうだ。
投票率は53・48%で、昨年衆院選を22・84ポイント下回った。
町村氏は同日夜、記者団に「菅政権に対し、国民が不安や疑問を感じているというのが今回の民意だ」と述べた。
町村氏は、昨年衆院選小選挙区で敗北、復活当選した比例北海道ブロックの議席をなげうち、背水の陣を敷いた。長年の実績を訴え、政治とカネ問題や中国漁船衝突事件をめぐる菅政権の外交姿勢を批判。自民支持層を固め、無党派層にも浸透、自主投票の公明党も事実上支援した。全8区市町村で中前氏を上回り、3万超の票差をつけた。
新役員人事後の初陣を飾った自民党は来春の統一地方選に向け、党勢回復の足がかりをつかんだ形だ。
中前氏は、子ども手当導入や事業仕分けなど政権交代後の成果を強調し、「与党候補」をアピール。岡田克也幹事長や蓮舫行政刷新担当相らが応援に駆け付けたが、知名度不足が響き伸び悩んだ。菅首相は選挙区入りしなかった。
共産党の党道常任委員宮内聡氏(47)は「暮らし応援の経済政策で景気回復」を訴えたが支持は広がらず、諸派で幸福の科学支部長森山佳則氏(43)、無所属の元会社役員河村美知子氏(62)も及ばなかった。
(2010年10月25日00時42分 スポーツ報知)
国内最大規模の携帯ニュースサイト。スポーツニュース速報のほか、旬の社会、芸能ニュースも満載。月額84円(税込)
巨人軍公式サイト。待ち受け画像や注目の選手情報など、シーズンオフも必見。「NEWS読売・報知」の全コンテンツも利用できて月額210円(税込)!
翌日朝掲載の釣果情報を当日夜に配信。厳選した指定船宿と協力店からの正確な情報や、船宿の自慢料理・仕掛けなど、実用的なメニューもご用意。月額210円(税込)
携帯初の競輪予想情報。グランプリやダービーはもちろん、関東・南関東を中心に各レースを徹底予測。月額210円(税込)