パースキー容疑者逮捕に石川遼もショック「残念」

　プロゴルファーのウェイン・パースキー容疑者（３６）＝オーストラリア＝が２３日、コカインを所持したとする麻薬取締法違反（所持）容疑で千葉県警千葉中央署に逮捕された。千葉市内で行われた男子ツアー戦に予選落ちした２２日夜、パブでコカインを所持していた疑い。日本男子ツアーのシード選手の逮捕は史上初。０６年に優勝経験がある同容疑者は「自分で使うつもりで所持していた」と容疑を認めている。日本ゴルフツアー機構（ＪＧＴＯ）は永久追放も視野に処分を検討している。

　パースキーの逮捕の報に、石川遼（１９）＝パナソニック＝も大きなショックを受けた。「朝、コースに来て聞きました。よく話しかけてくれて外国人選手の中でも１、２番に仲良かったから。本当であれば残念」。同じ舞台で戦う“同僚”の突然の不祥事に厳しい表情を崩さなかった。

　同容疑者と同じ豪州出身選手も驚きを隠せなかった。自身が日本ツアーへの参戦を誘ったＢ・ジョーンズ（３５）は「朝食中に日本選手から聞いた。月曜の夜に食事して以来は会っていなかった。まだ本当かも分からないのでこれ以上言えない」。

　所属先が同じＰ・シーハン（３３）は「大きなショックを受けている。彼はよい人間で社会性もあったので驚いている」と、がっくり。外国人選手への動揺はしばらく続きそうだ。

  石川遼

（2010年10月24日06時01分  スポーツ報知）

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