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◆セ・リーグ クライマックスシリーズ ファイナルステージ第4戦(6試合制) 中日4x─3巨人(23日・ナゴヤドーム) 巨人の2010年がクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(最終S)で終わった。第4戦は同点の9回1死一、二塁、久保が和田に左越えへサヨナラ適時打を浴びた。アドバンテージの1勝を含め、4勝1敗で最終Sを突破した中日は、3年ぶり9度目の日本シリーズ進出。
幕引きはあっけなかった。同点の9回1死一、二塁。和田が放ったライナー性の打球を、前進守備のラミレスがさらに2、3歩前へ進み、バンザイした。守備力を向上させるため、外野用とファーストミットの特性を兼ね備えた特注グラブを使っているが、目測を誤っては意味がない。レギュラーシーズンで球団最多記録を更新する79登板と奮闘した久保が、力尽きた。サヨナラ負けでアドバンテージを含む4つめの勝利を献上し、CS最終S敗退。原巨人の2010年が幕を閉じた。
最後まで天敵の中日を苦しめた。8回、山口の押し出し四球で傷口を2点差に広げ、万事休すかと思われたが、9回に意地を見せた。無死一塁で矢野が左翼フェンス最上部に当たる適時二塁打。代打の松本が1死三塁で二ゴロをたたきつけ、本塁へ同点の走者を招き入れた。最後に浅尾を攻略し、原監督は「ペナントレースにおいてもCSにおいても、全員の力を結集して戦ってきたが、相手が一枚上だった」と潔く敗者の弁を並べた。
指揮官は中日の強さを「投手力でしょう。選手一人ひとりに危機感があり、優れたチームだったと思います」と認めた。今季の最終Sは4試合で合計6点しか奪えなかった。第4戦は走者を三塁に置いた場面で阿部、長野、亀井、ラミレスが凡退。先発のグライシンガーは4回2死一、二塁で伏兵の小田に左中間を破られ、先制の2点二塁打を許した。勝負どころでは、力の差が歴然だった。
監督が最も力を入れなければいけない仕事は何か? この問いかけに原監督は答えた。「それは選手を育てることだ。正しい指導をして、力のある選手を増やす。そうすれば日々チームは強くなっていく」。4連覇も2年連続日本一も消えたが、屈辱はきっと来季の糧になる。
(2010年10月24日06時04分 スポーツ報知)
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