サブカテゴリー

PR:

旧広島市民球場でオークション 一塁側ベンチに12万8千円

 昨春までプロ野球・広島カープの本拠地として親しまれ、年内に解体が始まる予定の旧広島市民球場(広島市中区)で24日、球場の備品が公開オークションにかけられ、一塁側ダッグアウトベンチの12万8000円を筆頭に高額落札が相次いだ。

 「さよならイベント」の一環で、事前に応募した約60人が参加。落札額は一塁側ブルペンのホームベースが8万1000円、入り口にあったボール形の電灯が5万9000円などで、トイレの表示看板(男女用一対)にも3万9000円の値が付いた。

 小学生のころからカープファンという会社員広田和則さん(32)=広島市南区=は4人掛けの観客席を5万7000円で落札。「小遣いを使い果たした。将来、飲食店を開いた時に記念に置きたい」と笑顔で話した。

 ベースや観客席は28日からインターネットオークションも行う。広島市は外野スタンドの一部を残して球場を解体し、跡地にイベント広場などを整備する方針で、収益は整備費用に充てる。

 一方、解体に反対する市民グループのメンバーが24日、球場の入り口で賛否を問う「投票」を実施した。またイベント終了直前の「終球式」で、投球した秋葉忠利市長に観客の男がボールを投げ付け、警備員に取り押さえられる場面もあった。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年10月24日 17:48 ]

PR

関連ニュース

読み込み中..

関連写真

読み込み中..

ニュース

注目オークション


クイックアクセス

スコア速報

特集

選手名鑑

オススメ

このページの先頭に戻る ▲