特集
工場が田園地帯にあるということまわりの自然環境を壊さない。それが、この場所に工場が在り続けるための絶対条件。 私たちは環境影響物質の管理を徹底しています。 シヤチハタの生産拠点である稲沢工場は、愛知県稲沢市郊外の田園地帯に位置しています。 工場が立地する周辺の自然環境を守るため、関連する国の法律、愛知県の条令、協定を遵守することは当然として、より厳しい社内基準の達成をめざしています。 |
シヤチハタにとって、より身近な環境問題
その過程で出る排水、排ガス、廃棄物すべてにおいて、環境に負担をかけない管理、処理を徹底して行っています。
工場のすぐ横を流れる用水路は、周辺の田んぼへとつながっており、私たちの食べるお米が栽培されています。ここに万が一にも有害な物質を流すわけにはいきません。そのためにも、細心の注意を払っています。
シヤチハタにとって、環境問題は以前からとても身近で、取り組むことが当然の課題なのです。
←廃水処理施設 ポーラスゴム製造過程で生まれる「塩水」の処理施設。塩と水を分け、水を浄化します。 アルコール蒸留還元装置→ インキ製造ライン洗浄用としてアルコールが使用されています。 これらのアルコールは蒸留還元装置により繰り返し使用されます。 |
環境影響物質を厳しく管理
●水質管理状況 稲沢工場から排出される排水の水質検査を年2回実施し、水質の管理状況を把握しています。 |
●大気管理状況 稲沢工場から大気中へ排出される排ガス量を測定し、その管理状況を把握しています。 |
●土壌管理状況 稲沢工場では、2000年に工場敷地内の土壌と地下水の調査を行いました。その結果、環境や健康に影響を及ぼす汚染物質は検出されませんでした。 |
社員一人ひとりが環境への配慮を心がけています。
施設、設備、管理体制の整備だけではなく、社員一人ひとりが、周辺環境への配慮を心がけています。毎日欠かさず行う工場周辺の用水路のパトロールやゴミ拾いなど、日頃から環境問題と取り組んでいます。 その取り組みの成果として、植物が茂り、あめんぼなどの昆虫たちが生息する用水路や、稲穂の向こうに工場が望める風景を維持しています。 今後も、シヤチハタは、周辺の環境から、地球規模での環境まで、環境との共存・調和に真剣に取り組み続けていきます。 |