児童館や公民館などで青年と子どもが交流
市は、地域の中に子どもたちの居場所づくりを進めています。テレビゲームなど室内での孤立した遊びが増える中、同年代の友達や青年たちと心を通わせ、過ごせる機会を提供しています。
大学生や青年の皆さん。児童館や公民館などで子どもの遊び相手として活動してみませんか。
大学2年生の増井雅行(ますいまさゆき)さん(写真中央)と今田大樹(いまだだいき)さん(写真左)は、月1回、五日市東児童館で子どもたちにけん玉を教えています。2人はユースボランティア・サポートセンターに登録し、活動しています。増井さんは「いい思い出を残してあげたい」、今田さんは「技ができたときの喜ぶ顔が見たい」と話します。子どもたちも大歓迎で、今村美咲(いまむらみさき)ちゃん8歳は「やさしくてわかるように教えてくれる」と笑顔です。
今年7月、市教育委員会は青少年育成部内に「ユースボランティア・サポートセンター(大学生・青年ボランティア活動支援センター)」を開設しました。児童館や公民館などで放課後や休日に行う、地域の子ども向けの体験や交流活動に、青年ボランティアを派遣しています。活動を通じて、青年を地域での指導者に育成することも目的の一つです。派遣された人は、自分の得意なスポーツや文化活動、遊びの指導を行います。
子どもの育成に興味や関心を持つ約140人の青年がこのセンターに登録し、活動しています。
◆募集:対象は、おおむね18歳から29歳の人で、放課後や休日に児童館や公民館、学校などで、地域の子どもと一緒に遊ぶなどのボランティア活動をできる人。登録者には研修や、活動実績に応じた証明書の発行などを行います。詳しくは同センターへ
◆設置場所:市役所北庁舎別館1階(教育委員会青少年育成部内)
◆開設日時:月曜日〜金曜日の午前9時〜午後5時(祝日・休日、年末年始、8月6日を除く)
◆問い合わせ先:ユースボランティア・サポートセンター(電話242-2116、ファクス242-2018)
どなたでも参加いただけます
居場所づくり支援セミナーを開催します
テーマは「非行からの立ち直りをめざして」。地域で非行少年などの居場所づくり活動を行っている市民団体の活動事例・成果の発表、来場者との意見交換などを行います。
◆申し込み:11月30日火曜日までに電話(電話242-2155)で、教育委員会青少年育成部へ。先着50人
◆問い合わせ先:教育委員会青少年育成部(電話242-2155、ファクス242-2018)
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