どうぶつ大きな口を開けて牙を磨いてもらう札幌・円山動物園のカバ
札幌市円山動物園で23日、長さ約1メートルの特大歯ブラシを使ってカバの歯磨きが行われた。
11月8日の「いい歯の日」を前に、市保健所が企画した。飼育員がリンゴを手に呼び寄せると、オスのドン(41歳)は大きな口をあんぐり。そのすきに歯科衛生士の石田真紀子さんが歯ブラシを差し込み、牙をごしごし磨いた。見守っていた親子連れらは「大きい」「気持ちよさそう」と歓声を上げていた。
動物の歯にまつわるクイズ大会や歯間ブラシの無料配布などの催しも行われ、市保健所は「日頃から歯の健康について考えてほしい」と呼びかけていた。(2010年10月24日12時32分 読売新聞)
*読売新聞 社会